岐阜 かがみがはら 航空宇宙博物館
その探訪で、真っ先に目にする オープンフィールドに展示された機体群。
静かに海面下を潜行するサブマリンを追い詰める 猛禽のような航空機。
河崎 P - 2J対潜哨戒機
厚木基地のように海自と米軍基地が併用される施設では頻繁に飛行シーンを
見学もできるでしょうが、北陸に暮らす自分にはチャンスが少ない。
航空機のミュージアムって夢のような世界ですね。
実物を前に間近で詳細に観察が出来る展示機が嬉しいことです。
自分が整備部隊に配属されたような気分ですね。
東名高速の 海老名SAなんかで休憩すると、飛んでいく姿が見れます。
みなさんも知らずに同種の機体を目撃していたかもしれませんね。
四方を海で囲まれた日本列島は、古来それ故に守られてきましたが。
逆に侵犯してくる深海からの招かれざる客には無防備でもありました。
専守防衛を掲げる我が国、守りにこそ重要で高度な技術と錬度を要します。
そんな海面下の死角をアクティブに鋭く監視する対潜哨戒機。
ベースとなる ロッキード社製の機体(P2V - 7) を改修して進化。
主機となるエンジンが逞しいターボプロップ化され哨戒機の部隊に。
各部は近代化を施されながら海上自衛隊の任務に就いてきたのです。
ここ 各務原に於いての生産数は、1969年から10年間に及び 82機。
現場海域を飛行しながら海面へと ソノブイ を投下する潜水艦ハンター。
平成6年 … 1994年度まで、主力の対潜哨戒機として働いてきました。
展示された機体は、第1航空群 鹿児島にある第7航空隊の所属機でした。
4782号機となります。
1994年の春 5月26日、懐かしい岐阜基地へと飛行する里帰り。
激務を終えた機体は、整備され磨かれて大切に保管展示されているのです。
知らないことばかりの私には ワンダーゾーンな聖地の岐阜エリア。
開発から生産拠点としても重要な航空関連のメモリアル。
まだまだ続いていきますよ、お付き合いをお願いします。
平和維持という 貴重な境界線は、まるで鏡面の向こう。
不満と俗慾に塗れ遊び惚けていれば、千年の楽園も原野に戻るでしょう。
戦争を起こし侵略した日本人? いま陥る愚かさに周辺国も脅威を抱く。
不遜な争いや暴挙を繰り返す姿は、何の反省も進歩も遂げない日本の実態。
そうした病的な身勝手と醜い支配慾が変わらないと … 侵略された側なら
脅威と見做すのも明らかです。
周辺国の実相は、確かに日本人である皆さんと同じ表裏なのですから。
誰よりも己を正し、毅然とする人間の姿勢をもって生きればいいだけ。
そんな日本人になれば、世界は自ずと敬意を表わすでしょう。
高度な意識を育まぬ発展は落とし穴がある?。
アジアで世界で、政治も信仰も誰あろう日本人が悪い見本に定着しました。
疑心暗鬼が及ぼす緊張の正体は、それだけなんですね。
写真集 HP
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