家毎に凌霄咲ける温泉(いでゆ)かな
この句を詠んだのは、明治時代の文豪 正岡子規 ですね。
雨あがりの庭に咲く 鮮やかな のうぜんかずら です。
凌霄花 と漢字で書きますが、漢名の意味は?霄 これ空高くを指す。
もう大陸から渡来してから千年は経つのでしょう。
蔓状に成長しながら周囲の樹木に絡んで覆い尽くす勢いです。
四季折々の庭の花、植物は 父と母が大切にしています。
夏場には、大きく開くキレイな橙色の花が咲く様子に満足感。
人と共生しているんでしょうね。 故事に言われる毒も無い良い花です。
鳥媒花?ということで、花粉は野鳥が運ぶといいますが、見たことはなく。
ここでは昆虫が代わりをしてるんじゃないでしょうか。
晩秋に枯れようと … 春には陽を受けて再生していく強さがいい。
およそ世話をしたこともありませんが、ちゃんと繁茂して咲いてくれる。
青々と覆う葉も 二酸化炭素を酸素に変換することでしょう。
のうぜんかずら これからが最盛期となります。
写真の樹木が、この花でいっぱいになるんです。
林檎 や 柑橘類として庭に植えた 甘夏 の成長が穏やかなのですが、
こんな風に早く大きくなって欲しいものです。
庭を歩いていけば、ポタジェで栽培するトマトも可愛い。
菜園は、私の担当なんですよ。
実際は、写真の趣味が私に一番の不向き苦手な部門なのでした。
だから若き日に絵ばかり描いていたんでしょうね。
貴女の肖像画 … いまもありますよ
わたせさんの絵は 世界一やさしい風を感じる。
写真集 HP
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