そこには 初夏の風が吹いていた
古墳 がある地域や場所は、きまって気持ちよい風の道があります。
それは?つまり土師氏から受け継いだ工法の基準なのか、それとも
遺体を安置するための儀式や副葬品の保護にも向いた配慮なのか。
古代人が死後の世界を垣間見る刹那は、まさしくここにあるのです。
須曽 蝦夷穴 古墳 を久しぶりに訪ねてみました。
遂には人の行き来も途絶え、かなりの世紀を埋もれて忘れられた墳墓。
こうした古墳で葬られるのは権威ある人物である。
土木機械も無い時代、その造成も多くの動員数を必要とするだろう。
人口が少ない能登半島のこと、工事も困難なことでしょう。
当時の技術水準や文化など人間生活の断片を窺い知ることが出来ます。
いま、私は古墳に関した独自の推論を考察しているんです。
研究成果は、いずれまたお披露目する機会もあるでしょう。
穴から眺める景観には、遠く対岸の海岸線(七尾市)が見えます。
墳墓の土砂を掘り、大きな石を運んだ労苦が感じられます。
いまも何処か 誰かの遺伝子には、働いた人々の名残りがあるでしょう。
古墳が存在する座標に想う
葬られた人物には、生前?なんらかの縁があった地なのでしょうか。
まるでタイムトンネル?のように感じる … 石室の穴奥は仄暗い。
発掘された瞬間まで、劣化した大昔の大気が封入されていたんでしょう。
横穴式に造られた古墳の穴(石室までの)は二箇所あり。
右側は 雄穴 と呼ばれ、左側は 雌穴 なんだそうです。
偉い立場の人であれ、歴史の彼方に消えてしまった生きた証。
私たちも生を謳歌し、遠く死後にも恥じぬ生き様を遺したいですね。
国内では、人命軽視の悲惨な殺人事件や暴力が横行していますね。
違法な宗教が蔓延り、人間教育が根底から冒された現代の象徴です。
好き勝手な価値観を植え付け支配する横暴が招いた混乱の果てがみえる。
寺社の損壊や汚損など、常識や人間性を問われる事件も続発する世相。
感謝も魂も踏み穢す教えで、争いを助長する風潮が招いた無軌道の末。
ナゾの遺構は大事にしてください、罰が当たりますからね!!
大昔から 既得権と 支配欲しさの信仰がクニを滅ぼす元凶であった。
言語道断の盗掘や 権威思考の惑わしが近年の俄か宗教を名乗る賊。
それはもう … 人心を淫らに乱れさせ成立する愚かな汚濁の実態。
見直さなければ 国どころか世界が … 人間が滅ぶという警句を感じる。
ミサイル・テロ国に資金援助、国政には犯罪者擁護で票獲得団体。
為政者までも野の党までもが、穴を掘り隠したい恥辱に塗れる。
是非もない事実に曇る未熟な民意が可笑しい。
さて、心を失った罪科の徒が蹂躙しあう世界(街)へ帰りましょうか。
また訪ねられる日には、愚かしい民衆は減るだろうか?。
それとも既視感の示したとおりの破局を知るだろうか?。
王に成り代わり権威を欲しい売崇拝が平等?に増やした無軌道犯罪人。
歴史を改竄せず消さずに伝えられる真実は不都合な者の多きこと憐れ。
歪曲され悪意に翻弄されるウクライナの戦争被害も 救済を考慮せよ。
先人は、いまも世を見つめているんでしょう。
不思議で魅力的な歴史の痕跡を求めて。
写真集 HP
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