クルマ を マクラ に討ち死にしない。
満月の夜のミステリー★
たまに高速を巡航していると、自分の小粋なクルマは非力
速度なんて?新東名レベル で人畜無害なんですが。
気がつくと後方に眩いヘッドライトが猛追!(擬似瞬間移動)
お先にどうぞと譲り愛のはずが、後続車の光が接近数センチ。
(ドラレコに私のナンバーが映らない距離じゃん)
赤いの回してないし、加速して逃げようと踏むこと僅か。
まったく離れない距離が… 恋愛じゃあないね(笑)と納得。
しかし、追い越し車線はガラガラ天国。
なぜ抜かない??? 疑問視ラッシュ。
アクセル踏みながら… そっと左足で自車のブレーキランプを
点灯させても(お互い減速なし)ひるむ様子もない。
こんな時は、できるだけ正確無比に速度を同調させ安全圏。
過剰反応や 煽り運転と思い込むことはしないボク。
やはり警察関係さんかと?思う頃、闇夜を閃光と共に消える
オーバーテイクする銀狼の姿(おばさん?っぽい横顔)。
紳士協定すら失うこんな高級車の戦闘力の高さも腕も凄い。
『たいへんけっこうなお手前で』、思わず呟きたくなる。
さらに燃費運転で金沢を目指すマイペースな私。
エリアには満月の下で… 赤い目で光る妖精たちが笑っている。
安全運転 遵守なのだ。
基本はゼロカウンター目指し★
県内に入り高速を降りて タイトターンが続く楽しい山岳路へ。
派手さを狙うパフォーマンス系のドリフトさんたちと違い、
可能な限りのグリップ走行だ。
でも市販車のプアなグリップ力で旋回中に流れ出すタイヤ。
次第にガードレールしか照らさないヘッドライト。
不可抗力で滑るクルマのスキッドアウト封じに最小限のカウンター。
おそらく外からはタイヤの切れ角も分からない程の反応でクリア。
適度な速度、たまに流れてしまう姿勢制御に弱カウンター。
もっと応力の無駄を省いて スキール音を消せれば正解だ。
淡い月の光にダンサブルな音楽が重なるようなトキメキ。
ブレーキ操作も最小限にしたい速度コントロールが目標。
遠目に対向車のライトも見えない深夜の峠道。
窓を開けて 周囲の音情報にも集中する。
ダウンヒルを滑らかに下る愛機と… 寄り道の魅力。
まっすぐ帰るなんて寂しいことは惜しい過ち(笑)。
安全に帰還するまで物語りのような道から 遠い稜線を望める。
明るい月夜の不思議さは… これからだった。
霊獣との遭遇ポイント迫る。
孤独でさえあれば、奇蹟は簡単に見つけられるさ。
静かで 穏やかな走りも冒険だよ。
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写真集 HP
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