知ってるかな?謎のセリカ
TOYOTA セリカ ST 165 GT - FOUR
『私をスキーに連れてって』 に登場する主人公のお仲間。
原田貴和子さんが劇中で駆るクルマがカッコイイ。
真子と沙雪コンビの原型?を見た気がします。
隠れ名車の代表ではないか?
ハチャメチャさが適度にブレンドされた恋愛映画の本編。
原田知世さんがヒロインなので姉妹競演。
どうやら仲間内でモータースポーツもスキーなどもこなすらしい。
ゲレンデを滑走してしまうセリカ!!やたら凄い活躍シーンなのだ。
この型は、WRCラリー選手権で ユハ・カンクネン選手も参戦。
相当なレジェンドなんですけど、ハチロク以外で伝説になりそうな
このセリカも旧車の中で異彩を放つクルマだと思いますが。
凍ってるね・・ (稀代の名台詞だと思います。 笑)
当時のスポーツモデルでフルタイム4WD搭載のセリカ GT - FOUR降臨。
入魂のセンターデフにはメケニカル・ロック方式まで採用しています。
スペシャリティーカーとして セリカ は巷で注目されていました。
2リッタークラスの水冷インタークーラー式 ツインカム・ターボ仕様が
185psというスペックで大暴れ。 4輪独立サスなど頑張っています。
豊かな社会の能天気な物語りとも思えますが、各所に盛り込んだ流行の
グッズ関連など、日本が経済で快進撃している時代の息吹でしょう。
確かに イマの日本は元気が無い
この映画、オープニングは休暇をとった主人公がスキーに出掛けようと
夜のガレージ内でマイカーにスタッドレスタイヤを換装する場面から。
(リトラクタブルライトの自動車が珍しくない時代背景のバブル)
ほのぼのと心惹かれるクルマ好きにもお勧め作品の要素あり。
流行や遊びを指南するような手ほどきメニュー満載の作品なんです。
当時は、華やかに映画を観る人口も多かったんでしょうから情報源。
現代は、お金が無い?んじゃなく、大好きなことが見えないのでは。
なんだか、宵闇の雪の山中を走りたくなる逸品なんです。
いまや現代の駿馬はヤリスの時代に。 世界を席巻するTOYOTA!!
写真集 HP
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