SYM (サン・ヤン・マルチファンクション)
 
 数年前の二輪車ショー開催時に 展示されたスクーター。
 台湾のメーカーによる製品なのだが、日本製の同クラスよりも良かった。
 その外観は、私の好みに応じたような感覚に造形されたフォルムである。
 
 

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 こういうデザインテイストは、強いて言うなら ガンダムの世界観。

 直線基調であり、スクエアな雰囲気の鋭角的な乗り物が嫌いではない私。

 

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 既視感が・・  現実の風景に

 

 この美しい背中・・  どうだろう巨大ロボット好きな日本人向け。

 実情なんかどうでもいいから、実現してくれて嬉しい。

 

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 現実的に考えると、大きなスクーターの中身もパイプワークで造られただけの

 ダブルクレードル・フレームが殆どでしょう。

 お台場のガンダム・・ですら、実情は味もそっけもない武骨な鋼鉄の支柱の如き

 骨格を使用した外装だけの人形” でしかないのだが、美しい外観を誇ればいい。

 

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 骸骨を見て金切り声をあげる美女も・・  その骨と同じ中身しかない。

 いたってグロテスクどころか、この鋼鉄の支柱が奇蹟のボディを形成する。

 3次元の世界に描き出された 実像から受けるインパクトに、クリエーターが

 次々と誕生することだろう。

 

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 3D” 化する加工技術は、一方では?こうした滑らかなフォルムも成す。

 等身大のアニメキャラから、小さなプラモデルの完成度も見事な時代だ。

 

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 こうしたマテリアルの造形と、いつか自在に動かせる技術の完成。

 きっと日本人なら成し遂げるはずである。

 

 歴史上に数多の神仏の像を彫り上げた職人の美意識は、ここにある。

 

 

 

 

 もちろん・・  自然界の本物も大好きなケイなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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