去り行く季節に・・ 逢いに行こうよ

 

 信州の山々は 懐深く  旅人の心は時を忘れそうになる。 もみじ

 

 それでも 一刻ごとに 陽は翳りゆくのでした。

 

 











 もしも・・ 風の絵筆で描けるのなら   この風景を届けられるなら。  





 もちろん・・  貴女の元へと 届けるために。







 

 

 なんだか・・  感傷的になる名作も 忘れていたのかい

 


























 水面に映る世界は   遠い日々まで閉じ込めているのだろうか。


 

 

 












 僕の 鉄馬は・・  どこまでも走っていけるから。








 錦のような紅葉は・・  これから染め上げる絵の具のように。 もみじ














 もう 少年じゃない  僕まで 少し歳を重ねてしまったけれど・・





 この指で触れるように 貴女の頬を・・ 紅く染める夕陽になりたいから・・


 
 







 可笑しいね・・   僕だけが  いまも こうして走っているなんてさ。














 あの道から  貴女を連れてきたかった想いも 透明になっていたんだ。














 僕の心は・・   もう 永く失っていた色彩を取り戻したよ。














 また 旅をしよう   誰よりも遠くまで  失われた地平線を探して・・





 恋が・・ そうであるように、まったく同じ情景に出会うことは二度とない。










    See you  next month



 
 
 
 

 

 

 

 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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