さわやかな風が好きだ・・

 

 真夏の風は気持ちがいい、爽やかに感じるものです。

 

 それは 猛暑による身体への負荷も大きい、普通の風も 空気の流れでなく

 いっそう身体と心を和らげてくれるクーリング作用だからであろう。

 別の季節には、何の感銘もない大気の流れに劇的な効果を感じる所以だ。

 

 

 向かい風を揚力にプラスする飛行機

 

 航空機が地上から飛び立つには大気の抵抗を利用するもの.。

  つまり 適度な向かい風を役に立てます。

 

 そんな航空機が離着陸する空港の滑走路にも様々な意味があるんです。

 

 まずは方角を表す記号、北方が起点となる角度で表す数値。 

 

 

 滑走路を空から見ると大きく数字が読めるはず。   方向を示します。

 

 北なら『360』、東が『090』、南は『180』、西を『270』。

 

 ヘッドウインド(向かい風)    ランウェイ(離着陸の滑走路) 

 

 クライム(上昇の意味)    ディセンド(降下の意味)

 

 

 CH(通信チャンネル) …など 通信では航空管制官との様々な会話により伝達。

 

 もちろん実際の通信内容は、非公開の地上要撃管制のG C I などで複雑です。

 

 タワー(航空管制官) からクリアランス(パイロットへの許可)

 

 

 

 『 Clear for takeoff 』

 

 

 

 

 

 パイロット  ラジャー(了解)   クリアードフォー テイクオフ

 

 『 Cleared for takeoff 

 

 

 

 

 

 離陸していく戦闘機イーグルの爆音が、午後の滑走路に轟いています。

 

 

 

 

 

 離陸速度 Take off speed は、V1  VR  V2 の段階に分けられます。

 

 

 

 V1

 

 離陸意志決定速度である V1”は、離陸の滑走中にエンジン停止などでも離陸の 

 継続に可否を決められる速度範囲。

 

 

 

  VR

 

 離陸滑走を開始して、機体が浮揚に十分な速度に到達し 操縦桿を引いて機体を

 引き起こせる速度が VR” です。

 

 

 

  V2

 

 そして安全離陸速度が V2” になり 離陸操作から航空機の対地高度が

 35フィート(約11m)に達した際の安全な速度のことです。

 

 

 

 

 

 

  GOOD LUCK!

 

 

 

 

 

 

 VREF

 

 失速しないように基準となる着陸速度も決められていて VREF”といいます。

 滑走路の端を通過する際の速度。

 

 

 

 

 

 

 

 日常会話にも管制官と話すつもりで意識してみませんか?

 

 若い皆さんは、受験する際から パイロット要員として合格できないと

 パイロットになる夢が叶いません。

 

 まずは 年齢制限(あるんです)を オーバーしていなければ大丈夫。

 航空自衛隊に入隊した後も、これまでは航空学生になれたそうです。

 

 学校同様に受験がありますが、一般的な筆記や面接に終わらず

 重要視されるのが身体検査項目でしょうか。

 細部に渡り、視力の検査を例にしても厳しい内容があります。

 あらゆる関門を越えて最終試験になれば、航空機に搭乗した検査を受けます。

 技術と身体能力、頭脳が問われる航空機の操縦に就くことは誇らしい仕事。

 

 全力で挑戦する価値があると思いませんか、奮起してみましょう。

 

 

 

 

 本来、侵入してきた脅威に対する F15”のような戦闘機は迎撃機ですが、

 航空自衛隊では要撃機 と呼んでいます。

 

 誰もが入隊しただけで戦闘機パイロットになれる訳ではありません

 民間航空機のパイロットを目指すことも難関ですが、夢だけは美しいもの。

 

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特別な風を幾度も感じていたい

 

日本の空を護る皆さんが 無事に帰還できますことを祈ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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