今後に想定される ミスリードに備えて。
まず、感染症対策に従事する皆さん お疲れ様です。
再三の自然災害に打ちのめされた日本人の意識が緩み切っているタイミング。
こうしたケース(未知の感染拡大)どころか、かなり希望的な観測だったはず。
そうですね、誰しも悪夢のような大災害を乗り越え、もうあるまいと安堵した昨日。
久しぶりに待望のオリンピックを控え安心した希望が打ち砕かれた感じですね。
現在の懸命な感染症対策を侵していく 患者の増加ペース。
100人の患者がいれば、同じ数の友が罹患していく予備軍になり減りはしない。
文明の痕跡が 静かな魂魄を葬られた墓標のようにならぬよう。
いまは日本の社会も多少の混乱で済み、理性も保て安静でしょう。
しかし・・ これは状況が平時であるから、もしも大規模な地震など発生したら。
被災した自治体、瓦礫と化した市街地など経験した人々は憶えているでしょう。
困難の度合いは、較べようがありません。
この感染被害を予見できなかったように、今後の列島で起きる災害予測は不明。
ましてや世界から新たな疫病(変異したコロナ以外の感染症)が侵入したら?。
日々 状況に翻弄され 精神は逃避したいのが民衆の本音。
警戒感を怠り、衛生面も行動に於ける注意喚起も薄い人々が 拡大スプレッダー
無意識に隣人を巻き込みながら彷徨う危険度が・・ ゾンビ(死霊)映画さながら。
誰もが知らない、治療法が確立しない、社会に依存してしか生きられない市民。
こうなると無力さを痛感しているはず、そして楽観で現実逃避する脆さ。
首相を罵るみなさん、本来は自らが解決すれば頼るだけで終わらない。
相手と同じ次元で感情を乱しながら、どうして問題を処理できますか。
老いた人間を理解してあげるのが若者、理解されたいのは老人です。
いまごろ騒ぐことそのものが信じがたい。
(極端な表現は批判が凄いので、やや観念的な文章で失礼いたします。)
中国の武漢市で頻発する原因不明の感染により呼吸器疾患で重篤も。
2019年 には、既に海を越えたパンデミック予想はされていました。
ただし関係機関でも 危急存亡の事態を大部分が関心すらなかったのです。
数年前までの大規模な感染被害の対策は、世界中が不十分なままでした。
医薬品の進歩率から言及すると、この数年は薬理効果が著しい製品もない。
人間は平等” そんな幻想が夢を壊し、人体の抵抗力という格差が問われた。
世界的な悪意に緩急などない、危機が去ることは、残念ながらありえません。
中東の紛争、テロリズムの収束に英国のEU離脱など、変動の火種は無数。
ある意味、日本人は平成で苦しめられた数々の災害克服で自信を抱いた。
巨大な津波除け堤防、豪雨災害の再建、幾度もの痛手を失望から未来に
不確定ながら抱く期待感という心理面の隙間を微細な侵入者は見逃さない。
ペニシリンの発明だけでも画期的な進歩を遂げてきた世界の医療。
そして 100年を経て再び人類を蹂躙し始めた感染症という危機に陥る。
月に人類を送り込み、深海を制覇し、無数の病魔と戦いながらも犠牲が続出。
そんな現実を理解する人間だけは、ぬか喜びに溺れも忘却もしなかった。
いま、世界中が紛れもないファクト(事実)を受入れ、親しんだ街で死に至る。
戦争でもない、暴力でもなく、科学や医学だけでは避けがたい痛みを分かつ。
うむ・・・ こうして私見を論じて自己満足するために何年も用意していない。
やはり問題解決する当然のカタルシスなどなく医療の崩壊危機が迫る。
個人的な研鑽も準備した試みであろうと虚しい結果に手を差し伸べられない。
己に及ばぬからと、アフリカでは膨大なエボラ患者を見捨てた文明国の民衆。
どうにも封じ込められないウイルスが暴虐を尽くす恐ろしさを理解できるだろう。
かつて、人命に血潮ほど美しいものはないという生命観の象徴でした。
いまや血液は感染症のコンタミネーションとして忌避されるという時代です。
繁栄から 傲慢な自由も維持する大切さを思い知らされるはず。
COVID ー19 という災厄は、人間同士の触れ合いを奪い、疑心暗鬼を広げ
逃げ場のない不安は、幼子も老人も関係なく生活環境を失わせる。
マスクが不足? ICU など僅かな望み、人工心肺の装置は急に増やせない。
研究が進み、対応した医薬品やワクチンが製造されたら人類は過ちを忘却。
なにひとつ顧みず、己を高めようともせず獣のように食と欲望に費やすのか。
文明という車輪には、飽くなき進歩の欲求が洗練されるほど前進できる。
平然と他者を犠牲にする意識と 欲望に狂奔する醜悪さを戒めるメッセージ。
地球という惑星が成す生命圏を尊ぶべきなのかもしれない。
ほんの数年前、開通した北陸新幹線は、理想的な首都圏との高速連絡網。
2020年、利用者が激減していくのも・・・ 貴女なら想定していただろうか。
この状況ですら、権威を振りかざし 巨大な資本を貪る団体は闇の駆け引き。
確かに ウイルス如きは人間を選ばない。 明日の感染者が呟いている。
諸君の掲げた平和とは、安全と衣食足りた世界での他力による幻想。
危機は繰り返し 押し寄せてくることだけは明言しておきます。
そうして この事態の真の理由を黙殺しても救いはない。
摩天楼の林立する都、 喧噪も掻き消された無力な人類の影。
悔い改めよ・・・ 歴史は幾度も 短い生涯を与え述懐させる。
日本でも感染者の大半は、信仰者だなんて気の毒です。
凍てつく冷たい炎が都市を灼きつくしていくようだ・・・。
あなたは そこにいますか?
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