地球人類は、己の姿に似せて神像を造りあげ ・・民衆は平伏した。
いままた未知の科学文明を謳い 巨大な破壊力を掲げた機械仕掛け。
現状の科学水準から鑑みれば、二足歩行で人の形を模した兵器は無意味。
それでも・・ 人間の姿を借りた巨人像の存在意義があるのは美意識か?。
破壊と殺戮の象徴、稀有のシンギュラリティー(技術特異点)が惹き寄せる。
次第に宇宙への開発に向かう意義や推進力を失い疲弊する世界経済。
国家間の緊張状態、迫り来る地球環境の破綻と生命維持の限界。
まさしく イマジネーションから、限界を超える科学を発展させる要求量。
人間を富まし 生存させ、天体にまで到達した時代は夢想などではない。
繁栄の陰で増殖した陶酔と誇大で尊大な支配欲が道を踏み違える。
安穏とした可能性は、時として残酷な結末しか示さない。
宇宙開発は逃げ道” などではなく、地球上の問題を解決してこそ叶う。
常に問い続けるからこそ人間は果てしなく歩いていける。
いま変えるために・・ 想いを超える勇気が必要なのだから。
崇高な理念” を感じて見上げてしまうのは僕だけではないはず。
ホームページ 失われた 地平線 click
お願い☆ 記事の無断複製・転載はご遠慮ください。