西暦 1945年 4月7日

 日本海軍 戦艦大和轟沈。

 

 

  日本の絶望的な戦争の記憶、その海軍力の象徴でもあった戦艦大和の撃沈。

  それが きょう 4月 7日のことでした。

 

  終戦後、時は流れ アニメでは、戦争批判や反省を意味するように名作も生まれました。

  日本が戦渦で荒廃していく悲壮感、凶悪な敵として描かれるのはドイツ帝国に似せて。

  宇宙戦艦ヤマト ガミラス   機動戦士ガンダムジオン公国、いづれも軍服までも。

  あの戦争で当事者であり 世界大戦の引き金である日本は、戦争責任をヒトラーに負わす。

 

  太平洋戦争末期の日本、国土は荒廃し焦土と化し 多くの将兵は死に絶え滅亡の淵。

  広島と長崎に原子爆弾による人類史上初である核兵器の犠牲と地獄絵。

 

  作品中で描かれる 遊星爆弾…  コロニー落とし… 未曾有の死傷者を出した記憶。

  灰燼と帰した首都など 日本民族の過ちは大きく、悲しみと怒りを誰かのせいにしたい。

  i f …もしも 時が遡れるなら より強力な兵器や技術があるなら反撃に転じたいのか?。

 

  悲劇的な戦争で家族や恋人、愛する人を失った耐え難い傷みと悲しみ。

  戦後の世界から寄せられた同情と援助なしには、日本の復興もなかっただろう。

  繁栄を得た今 せめて自らは正義でいたいのか、悪い仲間(独逸)の誘いと断じる喧伝。

  

  新しい世代のリメイク版  ヤマト2199”の防衛軍、特に日本人籍の乗組員は

  話し方、口調が見事なまでに自衛隊的になっている。

  (ジパングの作品中で描かれる艦隊行動の影響かもしれないが)

  そこが妙にリアルなのだが、自衛隊の目指す方向性は確かに負の遺産を鑑みる正統性。

  

  いまもイラク派遣の件で、国会を揺るがす様相であるが、戦地での事実など報告不可能。

  隊の内情ともども 子供のお使いではないのだ、殺人すら容認せねばならぬ現場。

  むしろ自衛隊員が精神を病むほど心痛に耐え遂行しなければならぬ職務。

  名ばかりのシビリアンコントロールは、大戦時と同様に人間性を無視した狼藉だ。

 

  民衆は、責務を負わせ 若者に重責とを選ばせる。

  戦火にさらされぬ内地(日本)で暮らせるから 他者の痛みすら理解しない。

  日本の国民が彼らに負わせるのは、殺人や破壊行動と背中合わせの狂気の選択。

  戦後、不都合な事実を揉み消し 一部の人間性を貶めて得る平和。

  それでも日本人が果たす国際平和や自国の尊重すべき倫理観なのだろうか。

  プリンシプルの向上した社会の提言ではなく、ご都合主義で保身に傾いたイデオロギー。

 

  21世紀の現在、人類も戦争から離れられず、日本民族は泡沫の平和を甘受している。

  他国の戦地、紛争地に渦巻いているのは、安穏としていられないスケープゴートの現実。

 

  相変らず 犠牲を募り 欺瞞の極みを平和と呼ぶ日本人。

  またも消された記録に記載された事実は、人間の良心”だったかもしれない。

 

  なにもかも失った第二次大戦でもは残された、 現代は物質はあれど・・ を失ったか。

 

動画ありがとうございました。

 

永久に 帰還 できなかった若者達へ

 

いままた 東日本大震災の放射能汚染も時の流れと忘却しようとしている。

いまも政治家は、日本と世界の平和など思考したくないのだろう。

あるのは、社会の責務からの逃避願望だからだ。

閣議の決定と称した議論の凍結が限界。

誰も戦争を省みない国で怠惰に

意識の麻痺した代表者。

 

せめて犠牲や戦争を防ぐイメージをれないために・・

信仰や民主政治まで歪曲させている世代の過ちを忘れない。

恒久の平和が困難なように、戦争も終わりない。

人間ならば常に 両面を思考しなければ

内なる戦いに終止符を打てない。

それが戦後の過ち。

 

誰かではなく 全員の責任だから!!

 

 

 

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世界保健機関 WHO 悲惨な犠牲で終結した戦争経験から生命の大切さを知る。

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