BEYOND THE MOTOR 
 第45 回 東京モーターショー 2017   
 The 45th Tokyo Motor Show 2017.
 2017年 10月 27日(Fri)〜 11月 5日(Sun

 

 自動車の動力として化石燃料による内燃機関が恐竜進化的に地球を覆い尽くし100年以上。

 まさに低炭素化が課題である。  世界はまさしく イノベーションの真っ只中にあるのです。

 内燃機関イコール悪”ではない、ゼロエミッションを目指し浄化能力を極める方向性も重要。

 EV による次世代の交通機関が期待を集め、水素社会の実現に燃料電池車(FCV)も開発。
 いかにして航続距離を延ばし快適な車内環境を維持できる電力供給のギミックを送り出すか?
 
 各社が夢見る近未来の主役として電気自動車のシェア拡大は、テクノロジーの基幹技術。
 しかし・・ クルマ好きから見れば、家電品の如きEV を素直に歓迎する気になれないのも本音。
 
 ビジョンとしては、シェアできる普及型の都市型EVが闊歩するのかもしれません。
 いずれにせよ逼迫した環境問題を目前とした電化への移行は、どこか歪にも感じているんです。
 電力供給が安定して行える充電インフラや発電システムを念頭にしての開発競争。
 
 どうも昨今の交通問題を考えると、高齢者の事故や煽り運転、意図的な暴力行為など・・
 明らかに運転者の過失による事件もある訳で、自動ブレーキや運転支援装置では解決しない。
 やはり人間の意識も含めた改善が求める回答ではないだろうか。
 
 最近は、己の過信から 知識を学ぼうとしない、運転技術を向上しようとしないドライバー増加。
 便利な道具と称しながらクルマなどを使いこなせない人間が跳梁跋扈して交通モラルも低下。
 歩行者も運転者も与えられて自分の思い通りにならない故の自暴自棄や制御不能に陥る姿。
 いかなる高度な機械も使用する人間あってのクルマ環境なのですから。
 
 なにかにつけ機械に責任転嫁し愚かな自堕落社会の一因を生み出すのも人間側ですから。
 環境問題も運転者の向上も怠るようでは、安全な社会など到底無理なことです。
 
 勘違いした平等意識と 義務を果たさない権利意識はマイナス。
 この新技術を成功させるも瓦解させるも人間性にかかっています。
 物言えぬクルマに対してドライバーが暴君”である限り 幸福な交通社会も国も成り立ちません。
 
 いかなるテクノロジーも使用者の能力と人格を超えられない。
 未来に向かう交通社会を幸せに繋げるも終わらすことも 幼い頃からの教育次第なのですから。
 クルマを運転することは重大なこと、そして人間を幸せにするのが技術の本意。
 
 クルマも人間と同じです。 理解してあげて 尊重し大切に扱っていくべき対象なのです。
 成功させるには、人間教育が重要であるというお話しをさせていただきました。
 
 
 どんどん快適で楽しく便利なクルマ社会。 人間だけが小っぽけな暴君ではいられませんね。
 トモダチ として      大昔から ・・ 優れた者ほど 器を大事に扱うものなのです。
 

 

こうした便利な乗り物が一日も早く実用化されますように。

 

 

自律機能の向上に AI”などで完全自動化されれば便利でしょうね。
でも機械を新たな奴隷にしても人間の進歩などない。
常に思考し 行動を洗練するのが人類。
それが成功の秘訣だ!!
 
 
 

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