写真機を携え 初冬の 山野に 想いを馳せれば カメラ  水面の長閑な野鳥と戯れる我あり。

 

 鴨鳥の 遊ぶこの池に 木の葉落ちて 浮きたる心 我が思はなくに

   原文では…   鴨鳥之 遊此池尓 木葉落而 浮心 吾不念國
 
               万葉集   巻四より   丹波大女娘子 (たにはのおほめのをとめ)

  鴨鳥が遊ぶ この池に落ちた 木の葉のような 浮いた気持ちで恋をしているのではありません。

 

 この歌は、丹波大女娘子 が詠んだ恋の歌  三首からのひとつを選びました。

 

 

  ご婦人に 心変わりなどないと … まさか信じろと仰るのでせうか。

 

  やんわりと 袂で 口元を隠す 宮中のひとびとのようですね。 

 

 

 

 

その 足先の彩は… まるで もみじ

 
 
 
 
 
 
 

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