このお話しは昨年のこと 古代史の謎を解くのがKei のブログ本来のテーゼ。
石川県内の 国指定史跡 雨の宮古墳群 への探訪でした。
里山海道の柳田インターから降りると 中能登町の目印があります。
鹿島郡 中能登町 能登部上の西馬場は、
県道251号線から山間部に進路を2キロほど移動。
眉丈山の尾根筋を辿ると地形を生かした墳丘があるのでした。
国指定史跡となる 雨の宮古墳群 がある眉丈山は自然が豊かな緑の山間部。
この季節になると新緑も美しく 野鳥も多いので、オリエンテーリングにも最適ですね。
無料駐車場にクルマを停めたら遺跡周辺の涼しげな小路を歩いていきます。
葺石で覆われる墳丘全体は、北陸地方最大級の前方後方墳(1号墳)と前方後円墳(2号墳)を
墳丘の中央にしながら 円墳や方墳 など、数え上げれば36基という古墳が造成された遺跡です。
初夏の陽射しが眩しい…
長閑な丸い丘がある景観です。 散歩しながら古代王権の辿った変遷を知るのもいいですね。
資料のように私が説明してしまうより、皆さんが関心を抱いて訪れますように。
人も立ち入らぬような能登半島の地域に?いかにして多くの古墳が造られたか。
古代に於ける動員数などから察しても相当に大きな権力のある王家が存在した証です。
繁栄の絶頂期、日本国内は古墳造りが終息していく時代にさしかかり…
近年、埼玉県などでも古墳の整備が進められて美しい観光資源とされています。
古代のロマンを語る人々に石川県も動いてくださるといいですね。
雨の宮では、最大級の古墳となる 1号墳と 2号墳。
古墳の周辺は自然環境が素晴らしく保護されています。
びっくりポン 野鳥の天国になっていました。 ホオジロですね。![]()

いたる所で綺麗に囀る小鳥の声が楽しませてくれます。
バードウォッチャー必見のポイント。
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