北米市場を照準に開発され人気を博した愛称も Z car という身近なスポーツカー。
ポルシェがそうであるように、ファエレディーZ”がゼットである所以のスタイルです。
従来のスポーツカーと一線を画する進化に取り組んでいたモノコックボディの機体
DATSUN の駿馬 S30系のボディが放つスタイリッシュなイメージの根源でしょう。
永く日産の高性能ハイパワーエンジンの代表はSOHC直列6気筒でした。
1970年、6気筒DOHCエンジンを搭載してフェアレディーZ のハイクオリティーモデルとして誕生。
日産の S20型エンジン搭載の432”という名称は4バルブ・3キャブレター・2カムシャフトという意味。
このスタイルや居住性、室内の荷物スペースに至るまで、アメリカ人のライフスタイルを反映しました。
当時レースで快勝を続けたスカイラインGTRの心臓部を共用するエンジン S20 が誇るハイスペック。
空力も含めたゼットの性能は、ノーマルで最高速度210km/hにまで到達させました。
流麗な姿…低価格で欧州スポーツカーに迫る雰囲気と性能が成功へのロードを加速したのです。
狼の心臓を移植し 実用性まで昇華したスポーティーカーの覇者
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