いつも能登半島に行くと、この美しい日本海の水平線の向こうに島がある…
そんな話を聞いて、私の憧れていた 舳倉島 での野鳥体験記。
蒼穹を指差す巨人のように…(島に積み重ねられた ケルン もまた謎の遺構か)
古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、渡り鳥”という概念がなくて?渡る鳥などの生態は不明。
寒い季節には泥の中や樹木の虚ろな穴に隠れて冬眠していたと信じられていたそうです。
都内の駅でもよく見かける セキレイ、普段から人を怖がりません。
ダイサギ の生態は河川や湖沼地帯など淡水魚のみ捕食するイメージでしたが…
真冬は強烈 な季節風被害もありそうな島でのスローライフは、長閑な天候も恵みです。
島で群生している ツワブキ(石蕗)秋から冬の黄色い花です。
遊歩道も含めて島内を一周5キロメートルほど歩けば、野鳥のウォッチングで感動。
最後に…人々を
旅人を見送ってくれたのは、ボランティア港湾パトロール中の?
ウミネコ さん なのでした。
アリガトウね!
ふ…照れるゼ (シャイなんだな ウミネコさん^^)
舳倉島への定期船 ニュー へぐら click
名残り惜しい島での体験談をブログに書いてみよう。(…と心に誓うケイでした。)
この画像は、私が感動で流す…瀧涙?ではなくて、荒海で波の塩分が付着している窓ガラス。
ツグミ (鶫)など群れで移動してくる渡り鳥には大切な洋上の中継点である舳倉島。
二宮金次郎さんも野鳥を学んでますが、日本近海に飛来する渡り鳥で最長の距離記録は?
オオトウゾクカモメ”という海鳥、遥かな南極基地で足環を付けた個体が北海道で観測されました。
その移動距離は、驚異的で12,800kmに及びます。
欧州で100年ほど前から始まったバンディング(鳥類標識調査)により野鳥の移動や寿命を研究。
世界でも野鳥の長生き記録は、ハワイ諸島で1965年に足環を付けた コアホウドリ の雛。
1998年に千葉県の館林にある海岸で死骸が確認されました。 なんと実に33年後のことです。
分校の子供たちにも教えてあげたいですね。
舳倉診療所の先生も頑張ってくださいね!。
じょび男くん が見渡す島内は、きょうも平和で穏やかでした。

きょうも誰かが島巡りしてるかもしれません。

この季節は ジョウビタキの活動が多いのか? 初心者の私も撮影チャンスたっぷりです。
予定の時間も近づいて 輪島港に帰る定期船のいる舳倉港まで戻ってきました。
この切符で乗船です。(オリオン☆プレアデス経由じゃないですが。)
朝 AM10:30に到着してから、あっという間に過ぎて PM15:00の出航時間です。
島という空間は不思議に満ちていて、そこでは広さも時間の経過も心臓の鼓動と同じペース。
たくさんの野鳥愛好家が見事な写真をネット上のHPなどで紹介している舳倉島の様子。
今回の私が掲載した写真は少ないですが、その瞳で自然を眺めるのは貴女が島に訪れる日でしょう。
またいつか来訪する日まで、みなさんお達者でね!。

野鳥と戯れた秋の孤島 帰路は荒海の日本海。
一枚のパンフレットから始まった小さな旅でした。

あの彼方に あなたがいるべき場所がある
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