舳倉島(へぐらじま)とは、倭の島。 古代の列島を垣間見せてくれます。
水源として島で最大の 竜神池 も野鳥のサロンですが、人気の場所は観察舎の水浴び場でした。
…見た途端! ウグイス?かと思いましたが声も違うような♪。
儚げで華奢な身体つきの小鳥…は、どうやら メボソムシクイ
広くユーラシア大陸の針葉樹林に生息している野鳥で、日本には夏鳥として渡ります。
越冬地は、フィリピンや中国南東部にまで移動するようですよ。
高い山の針葉樹がある場所が繁殖に好まれ、渡りの季節は海岸の林でも出会えるようです。
メボソムシクイ は、こうした…すらりと姿勢を水平にすることも特徴らしいです。
体長は13センチ、名の由来も目の上にある白い眉斑の細さからと言われるのですが。
ムシクイ”とはウグイスなどの昆虫を好んで捕食する仲間に付けられた呼び名なんですね。
舳倉島(へぐらじま)を象徴する蒼穹 と白い灯台 の美しいコントラスト。
島には、日常のあらゆる場所に野鳥がいました。
アトリ 冬鳥として渡っていくのですが、体長16センチ?電線の太さと比較しても小さい。
じょび男くんも発見。
ジョウビタキ (オス)も島中で頻繁に現れます。
温帯地方の日本、北陸の屋根瓦は釉薬が黒くて艶があります。 屋根雪も滑り落ちるでしょう。
石川県の政治家 益谷秀次さんの像(副総理経験者)。 島に尽力してくださったのでしょう。
(金沢医科大学初代理事長でもあり衆議院議員など歴任、石川県そして能登の予防医療に貢献されました。)
イソヒヨドリ (メス)の向くほうが風上ですね。
えっ? あっちかな?(笑)
いい景色ですなあ日本海。
真冬の暴風にも飛ばされないように、重い漁網の綱が屋根に載せてあります。
支那事変”での陸軍徴兵された人々の忠霊塔でしょうか。
いつまでも忘れることのない自然…遠い潮騒。
ほんとうなら世界遺産に選ばれるべきかも。
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