上田城を巡る攻防戦
歴史では真田氏の活躍を語る上で欠かせない信州の名城と呼べる上田城。
さすが真田昌幸は徳川家康よりも戦が巧いという強烈な自負を抱いていました。
現実にも徳川勢を相手にした戦闘で勝利をしています。
まずは第一次上田合戦(1585年)とも呼べる軍事衝突。
徳川家と北条家の連合軍7000人の軍勢が真田昌幸の居城に襲来し包囲しました。
真田昌幸の全兵力では2000人。 常識的な数では劣勢は明らかでしたが…
巧みな戦略で敵方の兵を城内に引き込み、1300人を超える敵兵を死傷させました。
二度目は1600年の上田合戦。
徳川秀忠の軍勢38000人が関ヶ原の戦いに馳せ参じようと中山道を西進。
これを阻むが如く真田昌幸の上田城は2000人相当の兵力で立ち向かいました。
徳川秀忠による真田昌幸の調略も失敗。 城攻めでも翻弄され時間を浪費してしまいます。
上田城の攻略を諦め徳川秀忠は援軍として関ヶ原に向かいますが…
時は既に遅し、関ヶ原に到着すると東軍の大勝利で決着していました。
真田陣営は果敢に戦い難敵を退けましたが、石田方の大敗で城を明け渡す運命に。
上田での合戦は天下の趨勢を激変させられはしませんでしたが
僅かな兵力と真田の采配で大軍を翻弄して徳川家康を畏れさせたのです。
兵糧の心配はありませんぞ
さて、城を見学したらグルメのコーナーでお食事と休憩テントが設営されています。
まさに観光という戦、おもてなしの戦略(^-^)が功を奏しているのでした。
地元の食材など美味しさも満足して真田丸に二重丸!!。
いま上田城に来れば最大の呼び物はこれ!
信州上田 真田丸 大河ドラマ館 click
まさに旬のドラマ館、観光でいらした全国の人々を悦ばせてくれていました。
大人は600円(不惜身命の六文銭かな?)で子供は300円、見どころ満載です。
※館内は基本 …撮影禁止になっています。
但し、一箇所だけ撮影のできる場所も設けられていました。
勇猛な真田の軍団を鼓舞するような赤揃えの甲冑。
さすがは NHK提供の展示資料の充実ぶりはスタジオパーク以上。
大河ドラマもクライマックス 上田に参りましょう。
お城のある上田城跡公園内には史跡以外にも博物館で歴史を学べます。
真田の歴史に肉迫しましょう!。
※館内撮影禁止 思いもしなかった資料がありました。
いま 上田城が アツイ!!