京都鉄道博物館  C11煙  click    

 鉄道博物館もある梅小路公園は京都駅から西へ徒歩で

  20分くらいの距離です。

 エントランスホールから本館までをリンクさせる繋いだプロムナードは

  全長約100mもあります。
 そよぐ風…外気が通り抜ける感覚は、まさしく駅のプラットホーム。

 


 鉄道の総合博物館としてのコンセプトは『地域と歩む鉄道文化拠点』。

 日本のレールウェイ …鉄道といえば逞しい

 蒸気機関車 シロクニ”の雄姿でしょう。

 


  C 62形 26号機  現役そのままという迫力の黒きボディ。
 正面にある円形の扉は煙室扉”で蝶番式でメンテ用に開閉できます。

 日本最大級の旅客用蒸気機関車C 62は、東海道本線や

 山陽本線を疾駆しました。


 川崎車輌で昭和23年に製造された機関車。

 


 進行方向異常ナシ!!C11煙


 大きな動輪が回り始めそうです。


 重要な動力伝達の

 連結棒(カップリング・ロッド)と主連棒(コネクティング・ロッド)。

 


 これは美しい列車の装飾ですね。

 

 

 明治39年(1906年)国有化直前の日本鉄道網。
 左から 奈良鉄道、関西鉄道、阪鶴鉄道、山陽鉄道…に使われた瓦。


 1800形 1801号機 明治14年に英国のキットソン社から輸入しました。


 最初の勾配線区用の蒸気機関車になります。

 

 

 イギリスの山河を走った機関車デザイン

 やはり個性的でお国柄を感じさせますね。

 

皆さんも古い貨車をじっくりとご覧になったことはないでしょう。


 国産では最古の量産型蒸気機関車230形 233号機

 

 


  精密に再現された扇形車庫”と転車台の様子。

 


 こちらは屋外にある本物の車庫です。

 なんと日本最古となる鉄筋コンクリート造り構造でした。


 SLを効率的に格納するための転車台を備えています。

 20線の引込み線を持ち、1~7番線までは蒸気機関車の

  点検や部品加工を行います。


 8~20番線までが機関車留置場なのでした。


 梅小路(うめこうじ)蒸気機関車車庫
 ここに動態保存車両8両(営業運転車両3両)を含む

 蒸気機関車20両が保存されます。


 C 58形 1号機  汽車製造
 昭和13年(1938年)からの製造、ローカル線で

 旅客や貨物用として活躍します。

 

 C 51形 239号機
 旅客用蒸気機関車として1930年に登場した超特急の

 『』を牽引していました。


 とても華々しい活躍の過去があるのでした。

 

 9600形 9633号機
 大正3年に川崎造船所で生まれた日本で最初となる

 量産型の貨物用蒸気機関車。

 

 


  C 11形 64号機
 製造は川崎車輌で1932年から、ローカル線や構内

 入れ換え用機関車として活躍。


 7100形 7105号機  義経号  

 北米の H・K ポーター社で製造されました。

 当時の北海道では幌内鉄道”が最初の幹線鉄道として建設されました。
 明治13年 鉄道の黎明期である日本にアメリカから初輸入された機関車。 

 栄えある初号機として日本での名は『義経』号(弁慶号や静号もあり)
 源義経”主従が平泉で死なず、北の大地へ逃げ延びたという伝説。

 

 


 ロバート・ゼメキス監督が喜びそうな?(バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3)

 西部開拓時代のようなシルエット、2気筒単式の飽和式テンダー機関車
 昭和27年(1952年)鉄道開業80周年記念として自走可能にまで復元。

 平成26年(2014年)、梅小路運転区100周年記念に完全なレストアを

 施され蒸気機関車として元通り石炭と水による走行性能の状態へ復元。

 

 


 C 62形 2号機  昭和23年に日立製作所で完成、
代表的な旅客用蒸気機関車で特急『つばめ』を牽引しました。

 


 この扇形車庫を上空から見てみたいものです。

 

 


  
 ここが主連棒”(コネクティング・ロッド)重要なRODですね。

 蒸気圧で動くピストンの水平往復運動を動輪の回転運動へと

 変換するロッドは鋼製。

 普通のレシプロエンジンのコンロッドと異なり、ピストンピンが

 クロスヘッドを介します。

 


 D51形 1号機   そうです有名な『デゴイチ』の愛称で有名な…

 累計1,115両も製造された大型の貨物用蒸気機関車のベストセラー。


 デゴイチ、兄弟が物凄い数いたのですね初めて知りました。

 

 


 C 53形 45号機
国産では唯一の3シリンダー形式を持つ大型の旅客用蒸気機関車。

 

 


 C 59形 164号機 (上の写真左)  写真は専用の炭水車…テンダー。
(機関車テンダーとは蒸気機関車の使う燃料や水を積載した車両。)

 C 59形 164号は昭和16~22年(1947年)まで174両が完成。
大型の旅客用蒸気機関車、本機は東海道本線から山陽本線で活躍。

 

 


 B20形 10号機   昭和21年の立山重工業

 全長が僅か7m、戦時中に設計の小型蒸気機関車は構内入れ換え用。


 どの機関車も~まん丸い煙室扉が可愛く見えます。C11

 


 京都の梅小路車庫で余生を送ることになった個性的な鉄道界の立役者。

 

 

  D52形 468号機  これも炭水車、テンダーです。 
 日本最大最強と謳われる貨物用蒸気機関車D52 愛称はデゴニ”を後方。

 戦時中に285両が製造され国内では石炭輸送に頼もしく活躍したのです。

 牽引力1200トンという強化版で、

 沼津機関区、姫路機関区、五稜郭機関区で猛進!。

 


 すべてが本物の技術遺産、いまも稼動している貴重な施設です。

 


 梅小路車庫の真横には、現在の新幹線や在来線など線路区間が見えます。
 館内の敷地から走り去る新幹線などが頻繁に見れますよ。

 


 8620形 8630号機   日本で最初の量産タイプの旅客用蒸気機関車。

 


 実際に走行する本物の蒸気機関車で牽引した客車の乗車体験できます。
 梅小路蒸気機関車館の線路往復1キロメートル区間で約10分のSL体験。

 人気の『SLスチーム号』が貴女を待っています。

 


 情緒あるSLの旅気分を味わうには乗車券、SLのりば券売機あり。

 客車の定員も200席以上に増えました。蒸気機関車

 


 AM11:00~PM18:00まで、およそ15分~30分間隔で運転中。

 

 


 小さな旅を楽しむ家族連れでいっぱいです。 C11煙 

 一般・大学生・高校生は300円、中学生・小学生・幼児(3歳以上)100円  


 給水作業(もちろん蒸気機関車ですから)が見れたらラッキーですよ。


 プレートには博物館の公式マスコットキャラである ウメテツくん
 春、初めて京都へ渡ってきた好奇心旺盛で

 元気いっぱいのツバメのおとこのこ。


 53両の列車たち鉄道の魅力や懐かしさを堪能できる

 充実した博物館の内容に大満足。

 出口になる旧二条城駅の建物から外へと 楽しめた大勢の人。

 


 ほら、エントランス(右側)とお隣りの位置でしょう。

 駅までの帰り道は京都を歩いてみましょうか…後日談は別の機会に。
 長い記事にお付き合いありがとうございました。

 

 

 


    京都鉄道博物館 ①両目  click  C11煙

 

 

 

 

 

 

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