2016年JAF全日本 ダートトライアル選手権 JDTC
第4戦 ダートスプリント in 門前
カラーリングが秀逸で会場でも目立っていたMAZDA・DEMIO”
車内もロールケージで安全対策、ドライバーの身を守ります。
レース環境もクリーンディーゼルで好燃費が常識の昨今。
ダートトライアル競技とは、未舗装の路面に設定されたクローズド・コースを走る。
そのタイムを競い合う厳正な競技で、愛好者により全国各地で開催されています。
社会での認識でモータースポーツの人気も高まり、競技人口や観客が大幅に増大。
近年は競技専用のダートトライアルコースとして奥能登にも誕生しました。
その競技内容を説明しますと、ジムカーナと同様、特定コースを1台ずつ走行する。
ドライバーの運転技術を駆使したタイムアタックです。
第1ヒートと第2ヒート、つまり1周約2分弱のコースで2回の全力走行をします。
各車が競い合ったリザルトは速い方のタイムで順位が決定します。
最大の特徴はダート(未舗装)の路面によるタイムアタックであること。
タ-マック(舗装路面)で行われるレースやラリー競技より技術や視覚的な迫力が凄い。
砂利を飛ばしスライドさせてクリアするコーナーリングで観客も興奮度UP。
華やかな国際ラリーWRCとも違う車輌を自在に操る技量や感性が磨けます。
決して性能差だけではなく、ドライバーと信頼する仲間、マシンの総合的な昇華。
それは大きなモータースポーツイベント同様の世界を極める楽しさがあるんです。
もちろんJAFの公式競技ですから真剣勝負が開始されます。
地上に設置してある電子センサーでタイム計測にも狂いはありません。
出走車は、このゲートからフル加速態勢でコースに挑みます。
競技ライセンスを取得し、クルマ好き同士がナンバー付の愛車で参加できます。
彼女は、あの有名な ベストカー 誌からのSA部門参戦でしょうか?。
国沢師匠イチオシの電気自動車NISSANリーフ、未来のEVパワーも逞しい。
熱烈な疾走りでクラッシュする選手も続出、危険を肌で知り向上できるのでした。
コースを攻略すべく頭脳戦とタフさが試される夏の一日、さらに会場の様子をどうぞ。
パドックでセッティングされるMYマシンが鼓動を始めます。
烈しい土埃りを舞い上げ激走するクルマ達、途中では山水車がコースに出ることも。
D”部門はクラス区分無しで今回は参加車輌14台、美しいブルーのモンスターは?
真打登場となれば、SUBARUのBRZをベースにしたZC6型。
ダートを席捲すべく改造されたポテンシャルは強烈な走りを期待させてくれます。
スバルのブルーがイイですね。
公式の会場見取り図です。
会場で盛り上げてくれる人気DJ”さんは協賛のエフエム石川”から♪
しばし…スタート準備 コースインする車輌の特集。
カメラも勢い余ってパチリ☆
精一杯に走ってチェッカーフラッグを受けましょう。
やはり頼りになるチーム態勢。
ガンバレ三菱ミラージュ!。
ギャラリーはワクワク。
スタッフサイドに エスロクの姿も、胸に秘めたレース・スピリッツ。
まるで女優のオーディションですね。
現実は決して甘くない、さて皆さんのお好みは?
ますます気温上昇中。
TEINのダンパーは秀逸な性能の逸品です。
みんなクルマが大好きですね。
会場内の移動用にカワイイ単車も。
玄人のクルマとは…
救援準備万端。
暑そう…
コンマ1秒でもタイムを縮めたい。
最後まで諦めないぞ!
真の性能が問われるフィールドで三菱自動車への信頼は最高数値です。
時代に斬り込め、勝利に向けてフルスロットルで行きましょう。
興奮覚めやらぬ第1ヒートから
ひと足早く帰還します。 選手の皆さんの健闘をお祈りしながら。
このブログに出会った方がご覧になってダートラに挑戦してみたくなりますように。
会場に近い麓のバス停で…どなたかの優しい手作りですねカワイイ。
能登にある門前町と申しますと 総持寺祖院 が有名ですね。
私だけ…お寺をお参りに、心のハーネスは4点式シートベルト並み^^。
まさしく静寂な禅の里。
私もダートラじゃありませんが、もうひとつのゲートを通過します。
境内にある総檜造りの山門は高さが17,2メートル。
楼上には観音様と五百羅漢の古仏が祀られています。
奥能登の信仰心の厚さを伝える 大本山總持寺祖院。正しくは 諸嶽山總持寺。
約7百年前、この地を訪れた瑩山紹瑾禅師により元亨元年(1321年)開創の寺院。
翌…元亨2年の夏、禅師に帰依された後醍醐天皇から綸旨を下されます。
以後は總持寺を勅願所として 曹洞賜紫出世第一の道場 に定められたのでした。
まさに風光幽玄な曹洞宗大本山の面影のように能登の地で一大聖地となりました。
心安らかなる禅の里…門前で、ドライビングテクニック向上を通じて若者が精神修養する。
もしかしたら将来は疾走りの聖地になる日がくるかもしれません。
さあ、貴女もお参りしましょう。
ではまたお会いしましょう。