春先に撮影しておいた…金沢の歴史文化が香る東山。
重要伝統的建造物群保存地区にも指定され、またの名を『 ひがし茶屋街 』と申します。
ご覧のように…卯辰山の山麓より流れる浅野川に沿う美しい岸辺は憩いの場。
加賀の藩政からの面影をとどめ、出格子の古い街並みが穏やかな時を約束してくれます。
五木寛さんの著した作品『朱鷺の墓』の舞台となったことでも知られます。
川面を優雅に歩く鷺…こさぎ。
浅野川大橋(国道159号線)から眺める主計町なども街並みが美しい下流の風景。
(橋を通過すれば国道359号線になります。)
東山河岸には緑地もあり自然環境も生かされています。
金沢駅からは少し離れており、北鉄バスやJR西日本バスを橋場町で降りれば徒歩で僅か。
茶屋街の対岸となる橋場町緑地にある火の見櫓です。
大政奉還の後、明治に入り廃藩置県まで江戸に於ける勇壮な江戸藩邸の『加賀鳶』。
加賀藩邸から加賀火消しの有志を金沢城下に戻し、新たな自衛消防団が編成されています。
それが浅野川大橋の袂や犀川大橋詰、下堤町で建てられた火の見櫓を再現したものです。
文化を嗜み才知を磨くことは、数万本の刀剣に優る価値であると言えるでしょう。
古来より親しまれる浅野川、畔には茶屋から明治初期に建築された洋式の町家が残され…
城下町金沢の慎みと花のある風情を醸し出す空間がメモリーされています。
新しい店舗も美観を損なわないモダンさがありますね。
それは、見知らぬ街に訪れた旅人にも伝わる…ふと懐かしくなる情景かもしれません。
こうしたバス観光で金沢へ…そんな団体の皆さんもプライベートな愉しみを見つけられます。
老若男女が…それぞれ感じられる魅力の街。
私も…よくある観光ルートではなく周りの景色を愉しんでみたいです。
あ" いしかわさん?
美味しい料理のように、ひとりひとりの味覚のように金沢は印象が変わる。
ガイドブックにも描ききれない発見と普遍の調和があるのです。
出格子の町屋の造りが落ち着きを添えてくれます。
昔ながらの味に自信あり。
風雪を防ぐ知恵も…
味わいも人の暮らしも温かい。
金沢港大野にあるヤマト醤油さんの店 さっぱりした味のソフトクリーム美味しいです。
さあ、歩いていきましょう。
灯もし頃ならば…軒灯がともり 三味線の音色もしてくるのでしょう。
誰も知らない浪漫の界隈は…らびりんす
加賀の水引き細工ですね。
これは花嫁さんの日本髪を結う櫛?。
洒落た感じのビストロやレストランもありますね。
卯辰山寺院群の寺も多いです。
こちらは寿経寺さん。
お地蔵様の祠で手を合わせましょう。

東山茶屋街を奥に進めば麓から登るいくつかの山道に差し掛かります。
観音坂…
信仰に心を養うのも好いですね。
城下町金沢の風情が姿をいまに残すものが…いくつかの茶屋街であり
その中でも有名な『ひがし茶屋街』は、浅野川”と卯辰山寺院群”の間にあるのでした。
樹齢の長い相の植物が生い茂る卯辰山麓。
昔から天然の要害として篭城しても戦える拠点として多数の寺社を配置していました。
いざ戦乱となれば敵を食い止める防衛拠点の寺社が金沢中にあるのです。
戦国時代の後…徳川の世となり、人々の憶測など風花に消えていきます。
永き平和の礎で、人々は花を愛でながら…きょうも暮らしているのでした。
ここから大好きな野鳥”特集な訳ではなく…
さらに金沢の街文化と『 ひがし茶屋街 』の魅力をお伝えしたいですね。
それでは後半でお会いしましょう。
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