2016年 6月10日Fri.  PM20:10頃

       月齢5,340  月の位相168,629 

       輝面比31,780% (高度 33,623) 月の地心距離 390,496km




       夜空の月が満ち欠けるように厳粛な大自然の摂理を感じます。

       もう弓張り月ですね。



       生命の世界にも栄枯盛衰は当然あるのです。




       これから…次第に満月へと変化していく月。

       ひと月に2度の満月があることを欧米では BLUE MOON と表現します。

       言の葉の通り、本来は青く見えている月を示すことなのですが…

       極めて稀な現象を指すことも Once in a Blue moon

       そう表現するようになりました。

       いまが満たされていなくても悲観しないでください。

       私たちの人生でも?そんな素敵な出来事が訪れてくれますように。





    眩しい日差しが天空を染める朝がきました。



    ホ~ホケキョ ♪ という綺麗な声で囀る代表的な野鳥の ウグイス です。




    ウグイス (ヒタキ科) 鶯は留鳥で体長は15,5センチ 全国的に分布しています。

    あんなにも響き渡る美しい囀りの主としては意外にも薄い緑褐色の地味な外見です。

    でも…それがいい、どこか人間の大切な価値観を学んだ気がします。




    春は山地にある笹や低木の生えた場所で巣作りして繁殖するのです。

    (枯れたススキや笹の葉で大雑把な球状の巣になります。)

    秋から冬にかけては、平地の薮や低木林に暮らしているんですね。




       私たちは、ああ可愛いな…と小鳥の囀りと姿に癒されます。

       しかし小鳥の寿命は?果たしてどのくらいなのでしょう。

       もちろん種類による差もあるでしょう、野鳥の場合は平均値も調査しにくいはず。




       やはり小さな生命、平均寿命も短いそうです。

       この春に卵から孵化した雛鳥は、次の春の到来を待たずに死んでしまいます。

       天敵の存在、気象や未知の災難など油断のできぬ自然環境で致死率は8割ほど。




    概ね…シジュウカラなら1年8ヶ月、スズメは1年3ヶ月、ツバメも1年ほどです。

    ただ、ごく少数ですが1年以上を生き延びた個体は経験的にサバイバリティー向上。

    さらに数年、なかには10年以上の歳月を生存していることも知られているそうです。

    野生のカモメ類が30年も生存したり、動物園で飼育されたツルが半世紀という記録。

    そうした特殊な例外を除けば…もう来年は会えない小鳥ということになります。



      精一杯に生きている小鳥たちを驚かせたりせずに見守ってあげたいですね。







       風通しのよい樹木に…お気に入りの枝があるようです。




       ライバルと鳴き較べして自らをアピールしています。






       小鳥は外敵から身を守るためでしょうか、時には木々の枝の陰に隠れます。



       こうしていれば大きな猛禽類にも襲われずにいられますね。


    
       ちゃんと学習しながら生きているんでしょう。





       この周囲は野鳥の種類が豊富なので、観察に適しているようです。




       いまは ヒヨドリ が元気に飛び回っています。 ヒヨドリ  野鳥




       主に モズ、カワラヒワ、カッコウ、コゲラ、アカゲラなどの野鳥を観察しています。




       目標の アカゲラ のみ撮影に成功していませんが…美しい鳥ですね。 アカゲラ



       ヒヨドリ には撮影の練習相手をしてもらっています。




     野草も明るく咲き乱れて野辺の道は心が軽やかになれます。



     一期一会”ならぬ 一写一会”の野鳥たちかもしれません。 カメラ

     この大自然の中で子孫を育みながら生命を謳歌してほしいものです。







お願い☆ 記事の無断複製・転載はご遠慮ください(^-^)/。