たまに高空のコントレール(飛行機雲)を見上げながら

おや…機体はボーイング… 737-700”か?、全長は33mに(翼)35mくらい
カラーリングからすると全日空だな…とか識別してる人。

CFM56-7B24”の巡航速度830km/h、最大運用高度12,500mってとこか。
標準の国内線、120席に…プレミアシートが8席、きょうは満席じゃあないね(ニヤリ)。
もしかして?おじさん 空自の関係者なの? (そんな人の歩く小松市は石川県内)
ゼッタイ~ナイナイ(笑)
撮影地 小松空港
石川県の空の玄関 『小松空港』 は自衛隊基地と共存するエアポート。

国内では、羽田(東京)、成田、札幌、仙台、福岡、那覇にも空路が開かれています。
海外は、ソウル(韓国)、上海(中国)、台北(台湾)といったアジア隣国。
2015年3月の開通で北陸新幹線の金沢駅区間の開業は喜ばしいことですが
やはり影響は数字に表れてきました。 それは小松空港で利用者数の急減という現象。
(石川県だけではなく、お隣り福井県にとっても空の主要な玄関口のエアポート。)
全日本空輸が発表する夏ダイヤ(3月27日~10月29日期間)を見ますと
小松空港を発着する羽田便は、1日に6往復から4往復の態勢に減らされました。
つまり移動手段として新幹線へ顧客層が遷移しているのです。
羽田便の乗客は4割減、そうなると収入も厳しい変動を受け止めなければなりません。
まあ一時的な新幹線フィーバーの影響もあるでしょうが、長期的には回復し安定の兆しも。
近代的な移動の主役たちの微妙な関係
CFM56-7B24型ジェットエンジン
空路で東京など1時間圏内というスピードは便利でした(のと空港からも同等)。
ただ…金沢市内の駅から東京駅まで直通する新幹線の利便性は強力な武器ですね。
小松空港までシャトルバスや自家用車で移動する若干のタイムラグは否めません。
(利用者は2015年度で約116万人、これは前年比を約3割下回る結果でした。)
あの後方、滑走路の対岸に並ぶ施設群は航空自衛隊の格納庫など。
拡大すると…緊急時の特殊消防車も配置されています。
この箱”状の物は戦闘機の離着陸を観測しているのですね。
こうなると『のと空港』などは、地域(能登)の人を中心に変化は少なく便利に見えます。
利用者には広い駐車場も料金無料で提供されてるから嬉しいです。
(慌てない人々には~ちょっとしたドライブぷち観光w気分)
金沢からという流れも、東京方面間なら用途に応じてお得感を選べます。
こちらは、ボーイング737-800”の小松空港から離陸シーンです。 動画をありがとうございました。
エアポートとステーションの相乗効果(シナジー)
さて、新装された金沢駅構内にやってきますと。
都会でもない、かといって不便さを微塵も感じさせない高度な設備の快適さ。
金沢、観光石川…郷土の人々には素晴らしい宝物として共存共栄してほしい路線。
今後は、より自分らしい旅を想定して安定に向かうでしょうね。
白い雪肌に…清々しいブルーとゴールドのカラーが鮮烈な印象を放つ北陸新幹線。
(こちらはフロント側、進行方向には富山から長野~そして関東へ)
JR東日本も安全性と顧客へのサービスに全身全霊の構え。
アルミ合金のダブルスキン構造の車体は12輌編成で全長300メートル超え。
W7系車輌は、フェラーリのデザインも経験した奥山清行さんの意匠が鋭い。
豪華装備で快適な移動空間を約束します人気のグランクラス。
川崎重工製のボディが疾走する450,5キロ区間(東京 ⇔ 金沢)。
日本と加賀のおもてなしが随所に生かされています。
JRによりますと、昨年3月の華々しい金沢開業により今年の1月中旬までの利用者は
上越妙高から糸魚川駅だけでも在来線特急に較べて815万人超えに到達。
いろんな意味で想定?の2倍以上など上回った好調さで成功しているようです。
東京から金沢間の北陸新幹線ですと、大幅に下回った最短で2時間28分のスピード。
新幹線も平成22年度に敦賀方面に延伸していくのですから所要時間の短縮は必至。
まだまだ航空機の速度による1時間台の移動速度も魅力ですね。
これからも北陸への空と陸の最速路線を保守し安全に快適な旅を約束します。
やはり…懸念されていたストロー現象”で北陸では人口の減少もあるかもしれません。
だけど、それ以上の夢を運んでくれると信じていますから。
テールエンドの紅いランプ、この方向には将来開通するかもしれない小松や関西方面。
北海道には超速のE5系が200マイル時代を拓き、九州も日帰り時代。
南へ北へと躍進する新幹線は列島のトラフィック・レボリューション!!