数日前に撮影しました。

    月の横顔から刻々と変わっていく上弦の月…衛星の姿を追っています。

 

 

 

 

 

 

 


    最近は天体撮影を練習しているんですよ。

    『雪月花』、そして『花鳥風月』など美しい音色のような詩歌のようで…

    こうした月”を表現する言の葉は太陰暦のほうがいいですね。

    すると…これは『九日月』くらいでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 


    ファーストムーン

    拡大して月面の衝突痕クレーターが描く不思議な景色。

    天体望遠鏡による宇宙に…子供の頃も感動して見ていました。

    月の黒っぽい部分は、太古の火山活動で内部から噴出した大量の物質だといいます。

 

 

 

 

 

 

 

 


    淑女からの月光

    頑なに…その裏側を見せようとはしない月の女神のように…

    謎に包まれた神話の美女は、現状の科学だけでは解明できないミステリアスな乙女。

    月の公転周期は、27日7時間43分11秒6…であり自転周期も全く同じだからです。

    質量に関しても月は地球の81分の1しかありません。

    重力場は常に作用していますが、引力は距離の2乗に反比例するように弱くなります。

    地球と月…親密に惹かれ合う両者に働くのは『潮汐力』、地震にも影響する可能性あり。

 

 

 

 

 

 

 


     
     大きく不思議すぎる球体?
     
     1970年代に太陽系の惑星探査に送り出されたパイオニアやボイジャーの観測結果?

     なんと巨大惑星である木星の衛星群…イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストも同じ…

     もちろん土星の衛星タイタンでも公転周期と自転周期が一致しているらしいのです。

     (つまり惑星に終始同じ面しか向けていないということ)

     ちなみに木星のガニメデもサイズは月と同じくらいあるんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 


    生命神秘の女神

    有史以前の古代から人類は月の魔力を信じていました。

    実際に地球上の森羅万象は…月からの多大な影響下にあるんです。

    海の満ち干から生命サイクルにまで深く関わる引力。 

    また…地球へ堕ちる隕石から庇って傷つきながらも46億年寄り添う恋人のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 


    未来のレアメタル鉱床

    月を形成した岩石は遠い宇宙からの形骸も含まれ、地球創世よりも古い年代を記します。

    アポロ計画で持ち帰られた月面の岩石サンプル、暗い海の部分にはレアメタルの宝庫が…

    驚いたことに風化も浸食もない月の表面には、

    チタニウム、ベリリウム、ジルコニウム、イットリウムなどが豊富に含有しています。

 

 

 

 

 

 

 

 


    月の地殻にせよ、表面にせよ異常なまでの高密度物質の溜まる層が点在します。

    探査機が観測出来るほどの重力異常、マス・コンセントレーション領域があります。

    深すぎる謎の天体は夜空に煌々と輝いているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


    恐竜が大繁栄した時代、それよりも過去ほど月は地球の近くを周っていました。

    いまよりも大きな月を見上げていたのでしょうね。

    毎年…数センチ遠ざかる月。   その美しさも永遠ではありません。

    この奇蹟のような調和に支えられた地球圏で私たちは生きているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 









 
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