日米共同軍事訓練
航空自衛隊小松基地にて撮影してきました。

FA18ホーネットですねえ。
今回の日米共同訓練は、在日米軍再編に伴った作戦行動のようですね。
3月7日、山口県にある米軍岩国基地からはFA18戦闘機と精鋭たちが到着。
航空自衛隊小松基地では以前もF16など飛来しましたが、珍しいホーネットの実物。
8日からスタートした戦闘訓練が日本海上のG戦闘空域で実施されています。
小松基地の部隊から6機ほどのF15戦闘機(イーグル)が連日の戦闘訓練参加。
実戦さながらにスクランブル、飛翔すると小松沖空域へと飛び去る様子が見えます。
既に8回目となりました共同訓練。
米軍の岩国基地第1海兵航空団第314戦闘攻撃中隊からは
隊員関係者約70名と6機のFA18が参加しているそうです。
(現在…夜間や土、日曜日の訓練は自粛されています。)
グレゴリー・マグワイア中佐のお言葉では
『安全かつ実りある訓練により小松基地との成長を望む。訓練は安全が最優先事項』
…といったプレス向けのコメントがありました。
御覧のとおり、日本海側にある小松基地も小松空港と滑走路を共有しています。
いつものように民間航空機がフライトする景色の向こうに並ぶ軍事施設。
快晴ならば、背後の白山連邦が美しい飛行場なのでした。
平日も熱心なファンの皆さんが大砲?を手に見学にいらしてますよ。
地方空港なので決して多くはない便の数、きょうも自衛隊機は音速の空へ。
この撮影では装備の差を思い知らされました(笑)。
カメラは一眼レフ大砲(望遠レンズ)時代ですね、普及型デジカメでは映像に限界。
やはり撮りたい被写体には装備の拡充を考える…ケイでありんした。

TOPGUN”のマーベリックのように広大な滑走路をNinjaで激走!!
やりたい危険な妄想(笑)ありませんか。
空港業務は平常どおり。
AIR BASE のある街。

防衛省の施設でも県内では最大の航空自衛隊。
戦闘機が沢山いる風景を… 野鳥の観察気分で眺める人々。
F15 イーグル戦闘機が上昇していきます。
エアレスキュー航空救難団の格納庫付近。
飛行から帰還してきた 救難ヘリコプターUH-60
確かに望遠は魅力ですが(あの大砲^^はちょっと)あまり写真にハマりたくない。
いまも肉眼で眺めて満足している~野鳥は撮りたい気持ちあるんですが。
しばらく微動だにしない…見事なホバリングを見せてくれました。
救難現場でヘリの操縦は高度なテクニックが要求されます。
ピタリ…さすがです。
T-4練習機が帰還しました。
離れていますが、UH-60と重なりそうに見えますね。
ヘリも着陸です。
基地内も一般見学したいでしょう。(すべて予約制です。)
空港のターミナルビルから移動して反時計回りに滑走路の北側に…
こうして滑走路には普段は見れない装備がいっぱいあります。
滑走路距離灯の電球は点々と埋め込まれ、航空黄、航空白、航空可変白の不動光。
夜間の視認性も高い(RRDS、Runway Remaining Distance Sign)。
状況や周囲に合わせて調節される24時間燈っていますから。
F15戦闘機の後部も見ることが出来ます。
空母と違って地上の滑走路にはブラストフェンスもありませんし後姿も見やすい。
(ブラストフェンスとはジェットが後方に発生させる高温高圧の噴流を受ける盾のような遮蔽)
さすがに滑走路の外れの場所らしくフェンスの向こうに赤い設備が…
(オーバーランを防ぐのかな?)
現在、付近に憩いの公園が整備中で今後は見学者も楽になりそうです。
こうして滑走路には普段は見れない装備がいっぱいあります。
UH-60”が上空に…
出動でしょうか?
この曲が好きなんです。
基地の北側にある新しい格納庫は?、戦闘機のノイズリダクションハンガーかな。
(エンジンを試運転する施設の一種で、周辺地域への低周波音騒音を防ぐ工夫)
F15も格納されてますが、周囲のエプロンにはFA18が待機していました。
基地側の大きな格納庫にはハンガー(整備台)も完備されています。
東北震災に遭ってF2”が水没した松島基地では土盛りした高台に格納庫を移築。
小松基地の格納庫は、かなり安全な内陸なので平地のままですね。
基地の外周を正門に向けて進んで行きますと
半世紀以上も日本の空を守ってきた懐かしい記念の壁画が。
昭和36年に開設された小松基地は日本海側でも有数の戦闘機部隊が配属。
基地の面積は、東京ドーム換算で83個に匹敵(約392万㎡)
雪国ですから、隊員の車両もSUVやAWDのミニバン比率が高そうです。
周辺国からの侵犯が繰り返され、自衛隊機の出動回数も増加しています。
孤独な空…命を懸けた任務。
日米合同訓練には反対運動もあります。

小松空港、地域の理解がありますように。 ご無事で訓練が終了しますように。
有名な勧進帳の安宅関”は近くの砂丘地帯に
空港や街の各所に武蔵坊弁慶のブロンズ像がありました。
自衛官にも人生がある、矛盾を抱えても誰かを守るため飛ばねばならない大空へ
『小松救難隊 訪問記 Part1』 動画ありがとうございました。
彼らにしか救えない命がある。
お願い☆ 記事の無断複製・転載はご遠慮ください(^-^)/。