きょうから九月(長月)ですね。


   そういえば加賀と能登の違い?  

   全国の天気予報をみていると、たまに金沢が雨の日でも晴れ晴れている能登半島。

   真夏の思い出を振り返ります。   







   日本の中部地方に伝わる漁村や農村などの原型が…ここにはある気がします。

   石川県の七尾湾に浮かぶ面積が約50km² 弱、海岸線が70km 程ある島。

   1980年まで平和な島内には信号機もなかったそうです。


   能登島大橋ロードパークから橋梁を眺めます。

   この『能登島大橋』と、『ツインブリッジのと(農道)』の2箇所から上陸できますよ。







   近いようで遠い島

   私はという環境が好きなんですよね。

   どこか特別な場所という感じ、そして自然が美しい。 県内の離島としては最大の面積。
  




   またの名は蝦夷島”とも呼ばれる秘境。

   蕾みのように…まだこれからの島…能登島の魅力は知られていないと思うのですよね。






   能登島大橋は、長さ1キロメートルほどあります。

   平成10年(1998年)7月から完全無料化しているそうで便利ですね。

   島内からは…とにかく海が美しい景色。

   穏やかな漁村や田園風景、1000世帯ほどで人口は3000人クラス。

   縄文時代からの遺跡もある人々は原始の時代から漁をして暮らしていたのですね。





   島内の道路は舗装されてドライブ環境としては最高です。

   安全運転しながら東岸から周遊する道路を走ります。

   楽しそうなタイトルの看板がありました。





   きっとクルマやバイクのミーティングを開催するにも最高ですよ。

   エリアには、和倉温泉も能登島大橋のすぐ傍にありますから宿泊にも困りません。






   いっぱい楽しい場所がありますよ。







   こんな綺麗なビーチがあります。  砂浜が広いですね。

   マリンパークは、全長500メートル以上ある海水浴場などの多目的空間。

   江ノ島よりもいいですよ。

   夕暮れに…ふたりっきりで散歩できます。





   競技用ボートもある本格的なボートハウス







   そんな浜辺にある施設といえば…






   『ひょっこり温泉』なんですよ。

   月夜も波静かな海、七尾湾に~ひょっこり浮かぶ能登島の日帰り天然温泉施設です。






   島の湯

   贅沢な和風・洋風の大浴場には、サウナやジャグジー完備でお迎えしてますから。
  
   大露天風呂に湯ったりつかりながら見渡す海原、対岸や小島を想像してください。

   友達や家族みんなで遊べる海水浴が楽しいだろうな。






   WiFiあり公衆無線LANも完備していますから快適。  家族風呂は貸切OK。

   食堂から100畳の休憩室は営業時間内いつでも何時間でも利用していいんですよ。

   島の湯食堂なら能登島の自然で育った食材のマイルドさ、素材に拘りリーズナブル。





    のとじまバーガー!あるんです(笑)ハンバーガー






   いかがでしょう~能登島産の食材によるご当地バーガー。

   たっぷりミルクの白バンズなら能登島の三元豚とんかつ~美味しいです。

   イカスミで真っ黒(笑)な黒バンズならアオリイカを素材にしたクリームコロッケ挟み。

   お腹は正直なもの^^遠慮なんていりません両方食べてくださいね。






    さあ、次の行き先は? とにかく風光明媚なドライブコース。





    向田漁港に着きました。






    イルカ 実は七尾湾、能登島の海には野生のイルカ親子が棲んでいます。






    地元の漁師さんがイルカウォッチングに連れて行ってくれるんです。イルカ





    ほら~船が帰ってきましたよ。 (みなさん救命胴着を着けています。)







    そんな向田漁港から海岸線を進み、小高い丘に上ります。

    この島の青く透明な海のようなイメージのガラス。





    能登島ガラス工房





    ガラス工芸を志す若き芸術家さんが日夜修行している場所ですね。





    楽しいガラス体験コーナーもあるんです。

    とんぼ玉からアクセサリーまで挑戦してみたいですね。






    高温の炉で溶かされたガラスは摂氏1300℃

    その状態では柔らかいガラス、吹き竿の先端に巻きつけると風船を膨らますように…

    熱さで柔らかに水飴状に溶けるガラスですが、濡らした新聞紙などで触ります。

    季節柄~風鈴やグラスなど製作する様子を見せていただきました。






    こうした色とりどりの素材。

    子供さんでも吹きガラス体験ができます。 マンツーマンで指導してくださるのです。

    実際にカタチが作られていくのは感動でしょう。



 



    なんという透過光のキラメキ…繊細な世界でしょう。

    多彩なグラスアートって素敵ですから、サンドブラストで模様を描いたり…

    ガラスの可能性はファンタスティック☆





    熟達した職人さんや芸術家が創り出す力作ですね。





    お土産に買い求めた~私のクロネコちゃん。












    このガラスの丘にあるSFチックな建造物群?


    それが石川県能登島ガラス美術館なのでした。






    さらに丘を上る坂は階段です。  コースに沿って様々な作家さんの作品展示。





    それにしても…






    異次元感覚の景観。   しかも周囲に調和しているのが素晴らしい。






    前衛的なガラス芸術が展示された美術館として…クール。






    スターウォーズか2001年宇宙の旅に登場しそうな造型でしょう。






    このデザインなら宇宙船と間違えそうですね。











    エントランス前で…

    美術館は1991年に開館。 収蔵される現代ガラス作家の造形作品は世界各国から。

    文化と時代をクロスオーバーしたような400点近くの作品を展示しています。



   

    スペインの巨匠サルヴァドール・ダリとフランスのドーム社が共同制作した造形作品。

    中国清朝時代に生み出されたガラス工芸品も収蔵されています。 

    巨匠といえば…ピカソ、ジャン・コクトーからシャガールまで20世紀の芸術家たち

    その案をベースにした、ヴェネチアのガラス工房で作られた造形作品を展示。







    ガラスの丘にある彫刻作品

    海からの風が渡るモダンな洋風の庭園、和風庭園の心のように枯山水の趣きが融合。






    若手作家さんは、発想が自由ですね。






    煌くガラスのオブジェを堪能しながら…散歩しましょう。





    モチーフは自然と人工物の対比。

    これからも東西の芸術が綾なす理想を育んでいくことでしょう。






    そう…花のように、ガラスに宿る生命感。






    地球圏の豊かさ…






    美しさを求める心がある限り。








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