黒部宇奈月温泉の旅・後編になります。
少しだけ季節が逆戻りしたような寒い朝…私は絵はがきが書きたくなりました。
これは…北陸へいらっしゃい昭和テイストを感じる観光ポスター発見。
スカーフが、お母さんたちの世代かな?。
通りに面した箇所はモダンに改築されていったようですね。
昔懐かしい姿をした宇奈月駅の駅舎。 ここが電鉄富山の列車駅となります。
黒部市宇奈月地区といえば、その面積が県下35市町村中の2番目の大きさ。
富山県では東に位置して、名勝『黒部峡谷』から北アルプスの山岳地帯にかけて
黒部川下流部に形成された河岸段丘部、扇状地に広がる平野にあります。
ここから少し上にあるのが黒部トロッコ鉄道の駅で、より近代的な施設です。
前半の冒頭に登場した駅舎がそうです(観光向けにより大きいですね)
昭和28年(1953年)関西電力が黒部専用軌道として運用しておられた
宇奈月から欅平の区間は、地方鉄道法の営業免許を取得しました。
これによりトロッコ電車は一般向けとなり観光スタート。
温泉も次第に発展していったのです。
平成18年(2006年)ようやく地名が『宇奈月温泉』となりました。
平成に日本各地の大合併がありましたよね?。
幾度もの変遷を線路は粛々と見送ってきたのでしょうか。
温泉街を通過する線路…クルマも少ない時代には麓からの人々が移動する生命線。
とにかく伏流水や河の水が綺麗で、町のいたるところに溢れんばかり清流の恵み。
こちら富山県黒部警察署~宇奈月温泉の交番(こちうな?)
駅の向かいで巡査さんが日夜みなさんの安全を見守ってくださいます。
立山くん!!(発見)実直な富山県警にも~粋なマスコット?が存在。
お顔が立山連峰なんですね。
(ゆるキャラ…というより、キリリキャラ?)
味処 河鹿 …居酒屋めぐりで美味い料理と日本酒を
喫茶店 カフェ モーツァルト…

…入りたかったな素敵な調べを聴けるのでしょうね。
真冬には踏み切りも埋もれる積雪量。 でも谷間というより山々に守られてる…
宇奈月温泉 桃源郷 春のしつらえ
ようこそ宇奈月温泉へ おもかげ通り…心遣い。
黒部物語 …いろんな銘菓をお土産にしましょう。
いちご桜餅

この看板は版画の巨匠『棟方 志功』先生の作風のような…(違いますか)
そういえば青森生まれの彼は東京に上京、戦時疎開で福光町(富山)で暮らしたとか。
和菓子って きめ細かいですね。 ほのぼのする味です。
近代的なホテルの立ち並ぶ一画。
外灯に注目してください。 トロッコ電車?ですね。
聖徳太子堂でお参りします。
お湯かけ薬師まであるんですね。
宇奈月 薬師寺
絵手紙のような…愛好家の方がおられるんですね。
どれも~楽しい絵柄ですね。
さらに宇奈月温泉の通りを歩きましょう。
遊和の会
おやおや 素敵なお店がありますよ(〃∇〃)
紙粘土かな、これは陶器かな? 『しゃ~何い?(富山弁…それはなに?)』
かわいいお人形さん どれも味わいがある~いいですね。
宇奈月の町民や来訪者に解放された足湯があります。
足湯おもかげ
ほら、お湯が綺麗でしょ。
効能書き
無色透明で無味、硫化水素臭を含みます。
そこいいですかあ~(ちゃっかりゲット)
温まるんだなあ~末梢からの血行いいですよ。

源泉からのお湯が注がれます…。
ここの街灯にも、トロッコ電車の…飾りが付いていました。
老舗の大きなホテルにも氷見ラーメンの楽しめる場所が。
まだまだ白い季節の雪山です。

黒部市宇奈月国際会館のセレネ美術館ですよ。
平山郁夫画伯の作品も展示しています。
クルマでの帰り道は大原トンネルを通過して安全に町の外へ移動します。
川原で遊んでみたいところですが。 ダム放水時には警報ありますから注意しましょう。
途中には最新の告知用に造られたモニター付きの塔もありました。
こうした土砂が下流へと… いずれ海岸の砂浜に還元され堆積していくのでしょう。
お猿さん~また会おうね!!
雪解けと春の足音…
こうして宇奈月温泉から麓へと帰路に着くのでした…
山間の雪がもたらす水の恩恵は、里に暮らすものの命となり花も咲かせます。
北陸路…富山を暖かな春風が吹き抜けました。
いつしか…あらゆる生命を潤す海に戻っていくのでした…。
平野部は花も一斉に咲き始めていました。
黒部宇奈月温泉の旅・前編

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