まだ桜の開花は待たねばならない北陸の金沢。
そんな寂しい観光の皆さん、あるんですよ~サクラ。
金沢城から眺める兼六園の近くに唯一咲いているのが唐実桜(からみざくら)
からみ桜は、その別名が支那実桜ともいうそうです。
桜桃の栽培品種で中国原産の植物。
ここだけ満開なのでした。

すごく綺麗なんです。
ぷち春休み?を満喫してきました。
かつて大きな堀があった場所も現在は道路ですから。
城の対岸、兼六園側にあります。

惜しいことに案外~見つけられない人が多いのです。
お城に行くから時を超えて莫逆の友、慶次郎殿(笑)と甘いお菓子が食べたい。
そう思って さくら餅などを所望いたした。
関西風の道明寺桜餅を選びました。
とあるお店で…本日は最後の二個という桜餅。
これは買い求めねば加賀藩士失格(謎)とばかりに~『包んでもらえます』。
(〃∇〃)おだんごもあります。

思わず久しぶりに、桜餅や茶の講釈でもしようかと…
金沢城公園にある『鶴の丸休憩所』で庭園を眺めながら。
餡が美味しい口当たり、お天気が良くて宜しゅうございました。
先ほどの からみ桜のある位置からは城内まで~かなり歩いて見学しながらです。
城内の庭園と言えば、『玉泉院丸庭園』がございます。
寛永11年(1634)、加賀藩三代藩主であった『前田利常』により作庭され。
後の五代藩主『綱紀』そして十三代の『斉泰』など歴代藩主が趣向を凝らす庭園。
明治の廃藩時となるまで金沢城内にある玉泉院丸に敷設された見事な庭園でした。
饗応の場でもあり、『兼六園』よりも藩主が内庭として寛ぐ庭園と考えられます。
水源は城内にまで引かれた辰巳用水を用いた池泉回遊式の大名庭園なのでした。
いま新たに整備され、その独創的な文化の香り高い庭園が再現されました。
近いうちにご紹介させていただきます。
それにしても美味しい桜餅でした。(*゚.゚)ゞ
覗いてみましょうか、歴史の潮流を。
『橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)』
焼失して以来、金沢城は天守閣を持ちませんでした。
そこで金沢城は、二の丸に政治の中枢を担わせていたのです。
要所である二の丸の正門、それが橋爪門。
城郭から、この周辺も再現する工事が進んでいましたが完成しています。
新しい木材の匂いがします。
金沢城の全貌に…また一歩近づけた気がするほど立派な構え。
黒金の輝き真新しい金具も頑丈な防備の門。
橋爪門を見下ろす位置に建てられた物見櫓を『橋爪門続櫓』といいます。
三の丸広場から橋爪橋を渡り、橋爪門を通過する二の丸を監視する重要な櫓でした。
現在の整備された新観光名所のひとつです。
凄いのは天守閣が無いにも関わらず城郭の規模が大きいこと。
どの城郭も堂々として加賀藩の繁栄を物語りますね。
橋爪門の全景。
桜が開花すると、純白の石川門と桜花のコントラストが美しいのですが。
蕾は膨らめど…いましばらく。
こちらは石川門を城内から撮影。
兼六園とは、石川門の方向にあるのです。
いいお天気

巨大なグラスドームの金沢駅。
いまや…これも城郭と同じくらい重要なスポットなのかも。
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