小松基地(石川県)の第303飛行隊にF-4EJに代わり配備されたF-15J。
1987年11月のことでした。
いまでは解散された第9移動警戒隊と第301基地防空隊(現在は第6基地防空隊)が編成。
航空自衛隊基地として防空態勢が強化されました。
(翌1988年…昭和63年7月からイーグル機によるスクランブル任務が開始されました。)

そんな防空任務で日夜激しい訓練に励む隊員たち。
もう彼方の霊峰…白山は冠雪して雪化粧。
イーグルドライバーたちにも寒波は押し寄せてきます。
この数年、領空侵犯機が増えて航空ショー最中のスクランブルまでありました。
中国機は、最新鋭の戦闘機を投入するようになり強敵です。
世界有数の練度を誇る航空自衛隊でも、性能差は帰還率に影響するほど重要です。
改修を重ねてきた名機F-15Jには過酷な防空任務が続きます。
国を守る意識と若さでもカバーできないほど空の緊張は高まっています。
ボーイング社製 航続距離 約4,600km(最高位速度はマッハ2,5に到達)
小松基地では、2個飛行隊にF-15J/DJが配備されています。

導入されて以来 25年以上もの間、日本の空を守り続けてきながら…
多くの人々は自衛官に守りの責務を押し着せて反対するか罵倒してばかり。
同じ国民ではないですか。そして海外の政治政策は、そうした民衆意識の隙を狙うのです。
もっとも愛され尊敬されるべき任務のはずが、無責任な国民は平和すら侵している。
ほんとうに脅威なのは中国や韓国ですか?、それとも子供まで見殺しにする日本人ですか。
未来のある若者たちを生命の危険な現場に追いやり…平和を食い潰して不満を撒き散らす大人。
スポーツやゴルフだってダーティーな野次を飛ばされていたら失敗しますよ。
民間の皆さんは、そんな風な扱いをされながら仕事に対して意欲を保てますか。
(箱だけでもコレクションしたくなりますよ。)


さて、以前~購入しました隊員給食カレー(レトルト)
まだ自室に貯蔵ストックがありましたので、私は今夜の食事に選びました。
ただ…そういえば、ほんの少しだけ賞味期限が過ぎてしまっているようです。
2012 10 17 …という意味でしょうね。

熱湯で4~5分温めて、(さらに時間をかけて?汗)調理完了。
それはもう…すごく美味しかったですよ。
残さず食べさせていただきました。
やはりカレーなら自衛隊が一番。
当然ながら賞味期限が切れても大丈夫な訳ではありませんけれど…。
せめて私は人として彼らに感謝しながら労苦を理解していたいですね。
高度な機動で耐G環境下のパイロットも戦闘機の飛行にも常に危険が伴います。
残念ながら、望むと望まぬに関係なく均衡は破られ脅威は迫ります。
パイロットとて人間、家族…妻や子供のもとへ無事に帰還したい気持ちは一緒
なによりも国防費など不要な社会を実現できないことが悲しいことでしょうね。
こうして暮らし、お仕事していられるのも現実に彼らのお陰です。
私は、リスペクトしますよ。
いつか有事などない平和な空が戻ってきますように。

季節柄 インフルエンザの予防接種は済みましたか?
一般の人々も自衛官の皆さんも…どうか御身体を大切に暮らしてください。
ごちそうさまでした。
UH-60J 救難ヘリコプター

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