移動は快適に空の果て、羽田は鳥の世界。





少し冷静になって…医療のお話を


カレーに関しては…このような話があります。



A型肝炎によく似た…E型肝炎が日本で発症する由来について諸説あり。

(減少傾向にあります)


実は・・・E型肝炎は4類感染症。 発展途上国で多く見られ、アジアやインド、アフリカなど暑い国に罹患者が顕著に出る病気に属するのです。 


殆どは動物の不衛生な糞などを介して拡がるので、人から人という感染パターンは少ない。


もちろん一部ヨーロッパでも発症しているのですが。


最近話題になった牛レバー刺身ユッケ、豚の腸詰めソーセージを食するフランス南部にも発症が多く、食肉(豚)からの因果関係だと示唆されています。

(鹿や猪も・・・・まだいるかも)


こうした地域から遥かに離れた日本でもE型肝炎の患者は多数報告されて。

あまりに東洋の遠隔地だから~長年にわたり独自の風土病だと片付けられてきました?。


しかし近年、調査によって日本のE型肝炎は風土病ではないと結論付けられているんです。




明治維新から以降、富国強兵を目指す日本は軍隊を養成。


全国の各地には兵員の食糧として輸入された欧州産の豚が飼育され、後世の軍隊カレーなどの伝統になりました。


おそらく、当初この輸入豚が原因で日本各地の男性が感染源に接触ないしは食した為に・・・日本人の体内にウイルスが侵入したと考えられる説があります。


徳川幕府の鎖国以前も、海外からの貿易が横行?しなかった故に『防疫』?されていた。まさに不幸中の幸いだった。


それでも、古くから南蛮貿易で欧州からの貿易船の船員が持ち込んだスピロヘータ(梅毒)などは日本人との交渉で感染を拡散し現在に至ります。



元来は、日本列島には見られない固有の病気は家畜とともに渡りました。



さすがに現在は~衛生面は確かですが…病原性大腸菌O157どころか未知の病が発現しない保証はありません。



明治の日本帝国軍・・・・兵員教育に、たっぷり栄養価の高い洋食をさせるべく輸入したことが仇となりましたね(当時は解からない病気でしたから)。


発症しにくいから国民に拡がり、手遅れになった。


腹痛、嘔吐、食欲不振、発熱、暗色尿、黄疸・・・共通した症状も多く気をつけていただきたい。


猛暑の亜熱帯化した日本の危険度。   ヘペウイルス・・・恐るべし!。


さて、真相は・・・?


高温傾向が、死滅したと油断していた病原菌を復活させかねない(怖)。


衛生面には御注意を!



以上、軍隊カレーに纏わる・・・小さなストーリーでした。