古代ギリシャの言い伝えでは、雷が生みに落ちた時に真珠が生成されるといいます。
そしてローマ人は … 真珠を人魚の涙であると信じました。
ヒンドゥー教では、真珠とは朝露が海に落ちて昇華したものと思われているようです。
満月の夜に出来た真珠が最上のものであると信じられております。
美しい話しですね。
さてさて、ヒンドゥー教といえば、伝説大国のインド。
गणेश,(ganeza) ガネーシャ
ヒンドゥー教の神である『ガネーシャ』を御存知でしょうか。
インドのサンスクリット語によると『群衆(ガナ)の主(イーシャ)』という意味を持つらしいです。
『ガナパティ』 …( गणपति )とも呼ばれますが、意味は同じらしいですね。
その容姿は、ふっくらとしたお腹をした人間体をしています。
特徴的なのは、牙が片方だけ折れている象さんの頭部をもっている点。
しかも腕は4本もあります。
さて、偉大なご利益は ・・・
人間の苦しむ障害を取り去ってくれたり、豊かなる財産をもたらすのです。
一説では、商業の神”や学問の神”とされています(菅原道真”様みたいですね)。
ありがたい神様で、インドでは広く厚く信仰されております。
(象さんの頭をしているところが~超インドらしさを感じる私^^)
功徳 ・・・ そのパワー!
世界に渦巻く~あらゆる障碍を除くという力により、起業に際して成功を願う人々にも信仰されます。
除災厄除から財運向上といったパワーにも憧れる人から信仰を集めます。
また智慧や学問を司る~ありがたい神なので、迷える学生達にも霊験豊かとされます。
御祈祷を始めとする行事など、ガネーシャ祈りを捧げると、あらゆることの開始にあたり最良のスタートをきれるというありがたさ。
ヒンドゥー教としての体系から見れば、シヴァ神とパールヴァティー神の間に生まれた長男なのでした。
シヴァ系となる宗教が、時代の変遷でガネーシャ系宗教を内包した結果ともいいますが…。
よく食べに行く、都内の某インドのカレー店に祀られた?お姿に … 合掌。
インドから渡った?単なる風変わりな神様ではなかったのでした^^。
店内のモニターに映る、マハラジャの画像と軽妙な音楽が似合う知られざる映画の国。
ぷち~パワースポット?になりましたね。
とりあえず~お願いは、 ナンおかわり!!
(ほんとうに信仰心が足りない奴でして。)
祈りも大切ですが
それでは最後に マハトマ・ガンジーの格言。
束縛があるからこそ、私は飛べるのだ。
悲しみがあるからこそ、私は高く舞い上がれるのだ。
逆境があるからこそ、私は走れるのだ。
涙があるからこそ、私は前に進めるのだ。