CAUTION!!


海水浴シーズンといえば、突如出現した巨大な人喰い鮫の映画『JAWS』!


市の当局は、観光地としての利益を優先したために次々と犠牲者は増えて地獄の惨状に…。


警察署長ブロディや漁師クイント、海洋学者フーパーという三人が鮫退治に乗り出す!


ピーター・ベンチリー原作の小説を若き日のスピルバーグ監督による動物パニック・ムービーが有名ですけれど…



こんな可愛くて大人しい尻尾のサメさんに悪さなんて~できやしません。


※本人(鮫)希望により匿名・・ ぴくっ


江ノ島の周りも~恐い鮫は心配ありませんが、悪いおぢさんには気をつけましょうね。










サメは約400種類もいます、その中で凶暴なサメは30種類といいます。


さらに、実際の襲撃事件となれば僅か4種類なのでした。


(むしろ…人類が食用などに捕獲したり殺戮しているサメの数は途方も無いのです。合掌)


それより無数のシュモクザメが集結する外国の海など…冒険と夢のある外洋☆。











『この石はボクのもんだ!』 …しばしヤドカリ君と熱い睨み合い…(^^)


いいんだよ~あげるからね~


彼も(ニョキッと真剣な?眼差しですよ) まあ海の友達だから













最近、やたらと化石に巡り合うチャンスに恵まれてます。


こちらはアンモナイト。  巻貝ではなく、イカなど軟体動物の祖先になります。


古生代かデボン紀の中期~白亜紀末までの3億5000万年もの永きに渡り、原始の海中で繁栄しました。




(謎の大絶滅で地球上から姿を消したアンモナイト…)


巻貝にも似た、等角螺旋(…ベルヌーイ螺旋)構造が特徴なのですが。


殻の内部は幾つもの隔壁に区切られていまして、空気も蓄えられたことから…多少の浮力も有していたと思われます。


(大きな殻でも海中では動きやすかった~@)


軟体動物で頭足類であるというアンモナイトは、現生のオウムガイ類とは遠い種の共通性があるようです。


尖がり帽子のようなベレムナイトなど、タコやイカの仲間らしいのですが…


大型の魚竜や海棲爬虫類に齧られ~エサにされていたようですね。



温かな原始の海底で、大型化した物もあり2メートルもある化石も発見された例があります。


ギリシャ時代、偶然に化石を見つけた人々は、神話のアンモン(羊角神)が残した角だと信じていたようですから。











こちらは シーラカンスの化石です。


デボン紀に発生して白亜紀末の大絶滅で種は滅んだと思われていました。


1938年、アフリカ北東岸の海域で現生種のシーラカンス棲息が確認され


さらに、1952年 インド洋のコモロ諸島沖合いやインドネシア近海でも別種が発見されています。



ラチメリア・カルムナエ…という学名で呼称される、まさに生きた化石でしょう。


化石で研究されていた特長や生態が、まさか本物で実証されるとは生命の神秘。


(好物は小魚やイカなど、海底の岩場に群れで生活する映像などが撮影されています。)











昭和という時代も続いていれば、今年で昭和88年になります。



日本の誇り、天皇家といえば…海洋生物学の研究家としても有名です。



葉山の御用邸から相模湾周辺の海域を研究されておられるのですよ。


お懐かしい昭和天皇のお姿。 熱心に顕微鏡で観察されています。



昭和天皇の御研究は実績が素晴らしいんです。



昭和4年から始められたヒドロ虫類に関する研究は、相模湾の浅瀬から沖合いのフィールドを採集の場所としました。


ヒドロ虫は、磯などの海底にある岩石に着床する生物ですから標本採集が大切。


(ヒドロ虫というのは~ポリプなんですが、だからクラゲのことにもお詳しいでしょうね。)





その際に御使用になられた船舶は、三浦丸~葉山丸~はたぐも~などでした。


多忙な公務の中で、昭和天皇の御著書は9冊にも及ぶそうです。


(皆さん、もう読まれましたか?)


素敵な科学者として、陛下の真摯に取り組む姿に憧れますね。


これだけ立場のある方が、研究に勤しむというのは大変なことです。













平成の現代、今上天皇の静かなる研究にも注目させていただきましょう。


長年の研究成果は素晴らしい、ハゼ(沙魚)類に関する分類を奥深く探究されています。




昭和38年には、ハゼの肩甲骨について詳細な研究論文を発表されています。


(いまや論文も30編に及ぶといいますから、陛下の地道で誠実なお人柄が感じられます。)


最近は、頭部感覚器官系を分子進化的方法と比較した…ハゼ類の系統進化も研究される熱心さ。


日本産魚類大図鑑(初版は昭和59年)、そして平成5年の日本産魚類検索~全種の同定にも、ハゼ類に関する項目は共同執筆されているそうです。




若き皇室の秋篠宮殿下の生物学に於ける貢献も凄いですからね。


魚類や鶏をはじめとした生物(シナントロープですか?)と人間の関わりを研究しておられます。


殿下は、アジアのタイ・ラオスや中国の雲南省などに足を運ばれ調査活動に尽力されています。


ナマズをめぐる~当地の説話、漁業や保護など多岐にわたる価値観を研究されています。


日々弛まぬ研鑽、国家と人民の象徴として天皇家の姿勢は、嗜みを超えて精緻な研究者としての横顔がございます。


皇室からこそ、第2のプラトンやヒポクラテスが誕生してくださいますことを熱望しております。


それゆえ、私が尊敬するは…神にあらず、人としての探究心と誠実さなのです。


これからも皇室の皆様から、崇高な理念を学ばせていただきたいのです。



まずはを好きになれば~水平線の彼方まで知りたくなりそうな…





探求心こそは、大宇宙からもらった人類の才知でしょうから。










まずは、夏休みの自由研究から、硬骨魚綱カレイ目カレイ科~のなんかどうでしょうか。


奥さん!白身魚も美味しい季節ですって?、たまには食卓から離れてラボラトリーで研究生活しようじゃないですか。



(俗に…左ヒラメ~の右カレイ?でしたか、♪~私のカレイは左利き^^)




よく釣具屋さんに行くと、一畳くらいある大物の魚拓や記念写真が飾られていますけれど



あれくらい~ウソみたいに大きくなるのですね!。










黒潮が育む豊かで多様な生態系


海洋国家である日本は、もっと海を知り大切にしなくてはいけません。


最近、離島の位置や国境線、経済水域の違い、資源の分布や歴史など…中国との紛争めいた状況で再認識させられています。


(それでも海…津波の危険も、ほとんど誰もが認識していませんでした。)


貴女なら迷わず即答できるでしょうが、私には困難なことばかり勉強不足でした。


今後、海洋に関した知識の有無は、国際社会に於いて大きな差を生じることでしょう。












ゲコッ(そうだとも^^)カエル


淡水に棲む~両生類(脊索動物門脊椎動物亜門両生綱 )の代表。


番外編には~水辺の生物達も~はるばる世界中から参上しています!!


寡黙で堂々たる風格だ  …ところでカエルさん、どこの国生まれなの?。










あまりにも見学者が多すぎて、愉快なペンギンさんが撮影できませんでした。


反省…(汗)


私が生まれた街は、海辺が近くて…小さな頃は海で遊ぶことも多かったのですが。


新鮮な魚貝類を捕ったり、やはり貝殻を耳にあててみたりしましたね。


(~海の潮騒が聴こえる^^)


いまは、ハングル文字の入った漂流ゴミまで流れてきていますけど。


恥もかなぐり捨てて領土の主張~云々で衝突するまえに海を守ることも考えて欲しいです。


自然の怖さも知り、私達も気をつけて暮らしましょう。


(秀でた文明国とは、機械がいっぱいあるってことじゃないですから。)






美しい海、水平線の向こうにある憧れ。