古代中国の陰陽五行説では、立春、立夏、立秋、立冬などの18~19日前には土用の期間があります。
そして…もうすぐ土用の丑の日がやってきます。
この夏は、もうすぐ…7月の22日頃ですね。
空が恋しくなったので航空自衛隊の『浜松広報館エアーパーク』に再来した私です。
相変わらず各地からの見学者でいっぱい、展示されている飛行機が美しい!
私も浜松基地上空を~フライパス!って訳にもいきませんので…
(今回も超低空飛行?でレーダーには映りませんでしたから…クルマだし^^)
まさしく大人の?格納庫で遊んじゃいました。
浜松遠征とくれば…今回のお楽しみは

あるんです美味しい~うなぎ屋さん!
かねてより行きたかった、浜松の鰻屋さんで食事してきました。
お店の所在地は、静岡県浜松市西区篠原町20209.
浜松の市街地から離れた郊外のお店で、駅からは混んでも20分くらいかな?
257号線(東海道かな)を西へ、または1号線の浜名バイパスからも近い場所。
静かな住宅地の中に…ありました『昔のうなぎ屋』さんに到着です。
1974年に創業されたそうですが、リニューアルして現在の店舗になられたそうです。
やんわりと家庭的な雰囲気が良くって…心が休まります。
初めて訪れても 『ただいまぁ』~って感じでしょうか。
それでは店内へと…いざ参らん!!
お座敷に通されますと、早速~『うなぎ重』を注文しました。
正座して待つ気持ちが楽しいですね。
きょうの道中を思い出しながらスマホをチェックします。
さて、調理場から奥様が運んでこられました。
うなぎ~のボリュームたっぷり丸ごと! 美味しい香りに満たされます。
お米は新潟産のコシヒカリです。
新鮮な活きた鰻と、継ぎ足し続けた自家製秘伝のタレが醸し出す極上の風味が最高。
(浜名湖産、三河産…など吟味した食材があるからこそでしょうね。)
うなぎ一匹の食べ応え抜群、さらに肝吸い、漬物やフルーツも一緒です
それでは、『いただきます』
箸をつけるのが~もったいないくらい美味しそう。
(こうなると撮影しないで、食べることに集中したいところです。^^)
栄養満点で低カロリーの鰻、最高のお味には意味がございます。
すごく旨い これは美味しい~ほっぺが幸せ!!
こちらの調理法は、鮮度抜群のうなぎを蒸さずに焼くだけという拘り。
ひと口ごとに、ジューシーな風味がたまりませんっ。
しばらく、こんなに美味しいうな重は食べてませんから感動しました。
ご主人の優しいお人柄を表すような誠実な調理法が安心で嬉しいです。
こんなに安らぐ~癒しのひとときに、お値段は2500円で満腹です。
浜松に来てみてよかった~。
なんだか画面からも芳ばしい香りが漂ってきそう。
日本の夏は、うなぎですね。
ビタミンA、B1、B2、D、E、DHA、EPAやミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)が豊富な食材。
江戸で屈指の発明家『平賀源内』さんは、コピーライターとしても?やり手の御仁。
諸説ありますが、やはり~エンサイクロペディアですね。
当時の民間伝承である~丑の日に『う』の字が付いた物を食すと夏バテしない
…というファニーな宣伝文句を発案して、うなぎ屋を繁盛させた手腕の主。
まさに江戸時代のガリレオ降臨。
ウナギの世界は…
最近は、環境省のレッドリストにものる希少な資源。
うなぎ…といえば淡水魚と思いがちですが、育ちは太平洋なんですね。
卵から孵化した直後は、『レプトケファルス』と呼ばれ、変体を繰り返しながら…
絶滅危惧種と話題の稚魚 『シラスウナギ』になるのです。
黒潮にのって生息域である東南アジア沿岸にたどりつくものもあり…
(日本列島も本来は~そうした地域のひとつなのでしょう。)
河を遡上して5~10年をかけて成長すると立派な~うなぎに。
そして再び海へと産卵に戻っていくのですよね。
日本市場では、年間軽く11万トン以上は消費されるという鰻の運命。
ワシントン条約の保護対象として手が届かなくなる日が来るかもしれません。
価格高騰は避けがたいのです。
その貴重さを感謝しながら大事に守りましょう。
(この辺に関しても、平賀源内さんに問題解決の名案を残してほしかったですね^^)
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