それは前代未聞の…
考えてみると、愛車レポートなのに全く当人のクルマが出てこない?…
機体の識別すら話題にならない?。
どこかで、魚のいない水族館?って聞いたことありますけれど…
芦ノ湖の幽霊って噂など…真相は?霧の中に没したまま
それにしても、深い霧に包まれていると時間の観念を喪失しそうです。
先程の料金所ゲートまで戻ってきました。(向こう側は、箱根峠…)
薄闇が広がる濃霧のコンディションの中で疾走りもないですね。
それでは、きょうは~ここまでにしましょう。
箱根峠のスカイライン方面入り口にまで戻ると…そろそろ制限時間
入り口斜線は封鎖されてました。
たまに箱根に来ると風魔忍者のことを思い出します。
実在は?ともかく、この原生林が覆った山々で修業するなんてロマンある存在です。
こうして一日の終わり
箱根の関所跡の方には行かず、来た順序を逆に…峠を下っていきます。
行き先は、芦ノ湖の湖畔にある街です。
小さくても観光の拠点である芦ノ湖畔、その種のスーベニールショップや建物が並びます。
平日の…しかも日の暮れでは、さすがに人気(ひとけ)もありませんけれど。
ちょっと涼しくて…肌寒いかな?。 パーキングも空っぽです。
この港(レジャー用)に停泊しているのは海賊船です。
観光遊覧船の乗り場なので、淋しい風景ですけど、こうした静けさ…私は好きですね。
湖面には、水鳥の影すら見えません。
なにもかも古典文学のページを閉じたように終わっていきますね。
貸しボートも寂れた感じが漂ってます。
ペンキが剥がれかけたスワン…もう、恋人たちは乗ってくれないのかな。
色彩が失われて、光と闇が入れ換わる時刻が近づいていく。
旅籠?や温泉街は、あの辺りですね。
日没後、街の入り口には、神社の巨大な鳥居が立っています。(これも明神式ですね)
宮崎アニメの『千と千尋の神隠し』…そうした異界のような雰囲気が漂います。
大根のような~おしら様や~とり様が浴衣姿で歩いていそうです。
この山間の…情緒ある柔らかな闇こそが、日本人の心にある拠り所。
細やかな文化や妖怪などの伝承の舞台なのですから。
もう箱根神社への参拝は無理ですね。 大きな鳥居をくぐり、通りを抜けて…
私は、愛機と共に温泉の点在する箱根の山越えルートで御殿場まで移動しました。
こんなクルマ音痴、運転なども上手じゃなくても行きたくなる~天下の険!
箱根は温泉や美術館、美味しいレストランもたくさんあります。
(この大鳥居の手前には、成川美術館があります。)
楽しめる走りのスポットにおいても愛すべき聖域ですから
これからも多くの人々やクルマ好きが訪れるでしょう。
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