なぜか、『プロジェクト・K』は、ブログ開始で一周年の6月です。
…いきなり箱根決戦(笑)に突入!。
相模湾のシーサイドビューを満喫しながら、小田原厚木道路を経由
愛機は箱根新道から箱根峠まで駆け上ってきました。
(きょうは、ターンパイクには行きません。)
脳内のBGMは、…ロング&ワインディングロード♪
芦ノ湖スカイラインも開通して51周年記念ですね。
…料金所では600円(往)を支払います。
このロードも既に半世紀、永い歴史も…濃霧の向こうも探りながら慎重に進んでいきます。
レブカウンターの針を楽しげに回転させてやれません。
芦ノ湖西岸の稜線に沿うように走る天空のロード、『芦ノ湖スカイライン』
箱根峠から~湖尻峠に続く一般区間に、湖尻峠から~芦ノ湖北岸湖尻水門への特別区間。
その両者が織り成す総延長10,7km(一般区間 9km、特別区間1,7km)の観光有料道路になっています。
神奈川県箱根町はもちろん、静岡県の御殿場市にまで跨るコースは最高の景勝地。
裾野市から三島市もエリアに入る、やはり箱根ならではの峠道。
きょうの天候は濃霧で視界が悪いのです、世界遺産となった富士山の絶景が…消失。
スタートしてから間近にあるレストハウスの『フジビュー』の駐車場。
期間限定のヘリコプター遊覧飛行が愉しめるのはここですよ。
大人料金は4000円ですね(子供3500円)
コースも1/3程~進んでいけば、『杓子峠』(しゃくしとうげ)。
この地点で標高は1,030メートルです。
富士山の全景を眺める展望スポットならば最高ですね。
コースも半ばに…霧の中でも目立つ鳥居、滾々と湧き出る泉があります。
ヤマトタケル伝説もある『命の泉』があります。
ここは命の泉神社と呼ばれています。
小さな狛犬が守護する祠の奥から太古の甘露が湧き…
昔の旅人は、この泉の水に喉を潤して山を越えていきました。
(現在は、多少の水質変化があるのか?飲むなら煮沸処理が必要です。)
※注意書きあり
いまから約1800年以上前、日本武尊命(ヤマトタケルノミコト)は、東征の途中で立ち寄った場所なのです。
その折に脚気を患い…ここで休憩されました。
偶然に磐から湧き出している泉の水を飲んだところ、たちまちお元気になられました。
以来、通りかかる旅人や木こり達は『ミコトの泉』として大切に守り愛飲しました。
ヤマトタケルは、大和から遥か東に進軍する途中、伊勢神宮を参拝しています。
そうして『ヤマトヒメのミコト』から剣を授かり、駿河に至るのです。
その剣のため焼打ちの難を逃れ、さらに周辺の三島から箱根峠、長尾峠、仙石原、碓氷峠を経て宮城野明神岳までを一巡され
関本を通って浦賀走水より船で千葉へ…陸奥に向かっていきました。
往路の海では、妃である『オトタチバナヒメ』を失いました。
この東征の帰路でヤマトタケルは再び箱根を通り…碓氷峠にさしかかるや
遥かに走水の海原を眺め、今は亡き妃を…『アツマハヤ』(我が妻よ)と偲ばれたそうです。
私は古事に従い…ありがたく飲ませていただきました。
すると、身体中から浮世の邪気が…疲れが消えていく…稀有のカタルシス!
霊験あらたか…人体の五感が冴え渡るように?。
もちろん、皆さんは飲んだりしないで浄めまでにしてください(笑)。
いつだって人生の先は…見えない霧の彼方にある真実を求めて
新たな挑戦の再開だ(リ・オープニング)
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