雪の下(ゆきのした)です。
5~7月頃、いまが丁度 花の時期ですね。 (ユキノシタ科~ユキノシタ属)
ほんのりと綺麗な花弁で… 強い日差しを嫌う咲き方が優雅にも…。
雪の舞い散る季節にも、その葉は萎れることもありません。
ほっそりした~独特の枝を巡らしながら成長していきますね。
どことなく不思議な… カタチをした花ですね。
葉は、寒さにも強そうです。 繁殖しやすいようですが。
昔から漢方薬などにも利用され、民間薬としても知られる雪の下。
火で炙ってから、傷口に付ければ、火傷や凍傷の治療効果がのぞめます。
古くは… こじそう(虎耳草)とも呼ばれるそうな。
虫さされ~野生の漆樹液による皮膚の炎症にもよいといいます。
葉などは、よく乾かしてから煎じれば、優れた解毒作用や発熱時の解熱にも用いられるそうです。
とても可憐な小さな花…
ふと、目をやると咲いている… まさに隠れた実力者かも。