山茶花(さざんか)の宿…?








ツバキ科の常緑広葉樹。


先日、実家のお庭で。


風雪に耐えて、花も葉も痛んできました…ね。












晴れ渡る空の明るさ










別の庭まで~見に行く時間がありませんでした。













蕗の薹(ふきのとう)…キク科








春の野辺には…ふきのとう (これは咲きすぎで、てんぷら用はダメ)


若い芽を油に揚げて食べました。









我ながら…衣?を付け過ぎたかもしれません。








大地のパワーみなぎります。(独特な味わい)



やっぱり春は美味しいですね(笑)~シャクシャク。











蕗の薹(ふきのとう)には伝説もあります。

それは…遠い外国の伝説なのですが。



昔々、降る雪結晶は…ほんとうの無色透明でした。

雪の結晶雪の妖精は、自分の色がほしくなって、野の花々さんにお願いしました。

黄色い花どうか…貴女の色を分けてくれない(?)、チューリップピンクチューリップオレンジでも…断られてばかり。

雪の妖精は…途方に暮れてしまいました(もう…融けちゃいそうですあせる)。


心配してくれたフキノトウは、私の真っ白な花の色を貴女雪の結晶(雪の妖精)に分けてあげると…。

それ以来、降る雪は白色になりました。

毎年、雪は地上の全てを真っ白に覆ってしまいますが、自分に色を与えてくれた大恩を返そうと…

フキにだけは、そっと遠慮して雪の結晶降り積もらないようにしてくれるのです。

(自然界では、春先に…蕗の薹が雪の中から這い出てくるように芽を出す姿を見ていると、あたかも雪が遠慮してくれたようだと…ドキドキ


雪の結晶そんなロマンチックな伝説もあるそうです。





私は、子供絵本の『ふきまんぶく』 を思い出します。



東京都西多摩郡日にある出村というところでは、



蕗の薹(ふきのとう)は、『ふきまんぶく』の名で呼ぶらしいです。



『まんぶく』とは、おまんじゅうのことなのですね。