NHK 朝の連続テレビ小説 ウェルかめ



物語の舞台は、海辺の町~徳島県美波町と、阿波踊りの町~徳島市が舞台でした。


放送は平成21年9月28日(月)から~



ヒロインは、浜本波美(はまもとなみ)  倉科カナさんが演じます。



(最近、某局のドラマ、dinner (ディナー)で、辰巳沙織(倉科カナ)という女性支配人として…父から受け継ぐイタリア料理の名店「ロッカビアンカ」を舞台に活躍してました…懐かしい。)




波美の父は、手作りした木彫りの子亀を、宿を旅立つ人に~こう言って手渡します。


いつだって~ウェルかめ(ウェルカム)』。


やがて…故郷に生きる決意をした波美は、故郷へようこそ! そんな思いをこの言葉に込め、新たな夢へ歩き始めます。



かめっ太…は、番組のOPなど人形アニメとして活躍する可愛いマスコット。


美波町の海岸に~やってくる、あかうみがめの子供です。カメ








美波町はまた、毎夏、ウミガメが産卵のため上陸する海岸として知られています。



この地では、1950年代からアカウミガメの調査を行なっており、世界でも貴重な記録だといわれています。カメ



北半球の太平洋側では、日本が唯一のアカウミガメの繁殖地。



孵化した子亀は~黒潮に乗り~遥か遠い北米大陸の沿岸まで泳ぎ着いて



20~30年過ごした後(若者の人生くらい)、再び生まれ故郷の日本を目指し自力で泳ぎ1万キロの大海原を渡ります。



ウミガメの生態は、ドラマの重要なモチーフなんです。


(都会で暮らす若者そのもの~)




徳島から高知県への太平洋岸は、1980年頃から地元のサーファー達が波乗りで海と戯れてきた地。



有名なサーフポイントです。




ヒロインの父もサーファーの一人でした。




徳島県美波町にあるお遍路宿のヒロイン、浜本波美は…


小学6年生の頃、地元の砂浜で懸命に海に向かっていくウミガメの子供の直向きな姿に感動。



その姿に…世界へ向かう自分の姿を重ねた。


11年後、憧れていたファッション雑誌社『マニフィーク』の編集者になれたものの…運命の悪戯で雑誌が廃刊になり編集部も解散。


波美も~リストラされてしまう。


失意で帰郷するが、徳島市の出版社『ゾメキトキメキ出版』の編集者となって失敗を繰り返しながら~温かな家族~個性豊かな社員~友情の熱すぎる?親友に励まされ。


(見ていると、出版社の内容が~ほんのり見えてくる)



一歩一歩自分が目指す夢へと~き進んでいくのであった…。



こがめ…の姿に、自立しようと頑張る女性の姿を重ねたドラマ!。





(やっぱり~テレビの本物?の可愛さは再現が難しいようですが。ラブラブ!


画面での活躍する姿は~楽しいですよ。)









小さい頃に~噛まれそうになったと勘違いし、ウミガメ嫌いの波美だったが。


取材で訪れた沖縄県黒島で、ウミガメと一緒に泳ぎ~私もウミガメになりたいと言い出すくいらい。


雑誌の販促で~カメの着ぐるみに挑戦したりと、積極的にウミガメ嫌いを克服した。


恋愛には疎いが、人情にはアツイ。



ヒロインの故郷、徳島県美波町は四国遍路88か所の第23番札所薬王寺の門前。


毎年、四国を訪れるお遍路さんは100万人を超え…


阿波は四国遍路のうちで『発心の道場』と呼ばれる歩き初めの地。


阿波で志をたてたお遍路さんは、第23番薬王寺を後に『修行の道場』と呼ばれる土佐へ向かうのです。




(ちっちゃい甲羅?もよく出来ていますな~)










波美の父…浜本哲也は、石黒賢さんが演じます。


「テッシー浜本」の通称で知られた元プロサーファー


波美が小学6年生の頃、膝のケガを機に引退し~家業のお遍路宿「はまもと荘」を手伝う。


かつて~勝乃新が小学生時代に『はまもと荘』に宿泊したときに、お礼として置いていった~ウミガメの木彫り人形。



(その後は自分で木彫りしながら、宿泊客におみやげとしてウェルかめ人形を手渡してます。)







渋谷のNHK局内のショップでも買えるマスコット。


ゴーヤーマン…おじゃる…はに丸…etc


それなりに歴史あるコレクションですよ。ドキドキ(笑)