以前からとても見たかった感動的な展示品ばかりで大満足。
これは 7階からの眺めです。
『白竜丸』と停泊中の帆船『日本丸』が見えます。
マストの高さが帆船らしさ…白いセイルを広げたら美しいでしょうね。
そう…”科学未来館”も海の近くなのです。
『宗谷』の姿と、クイーンエリザベス号を模して建設された『船の科学館』。
また赤い展望台に昇れたら楽しいでしょうね(現在お休み中)。
手前の線路は~ゆりかもめ駅で下車~徒歩で約5分。
5階にあるカフェで、休憩していきます。
ソーダ水の中を~♪貨物船が通る~♪(松任谷由美さんの、海を見ていた午後♪)
地球ソーダ?は、グレープフルーツ味(青)が美味しいですね。
赤色の元素Verも飲んでみましたよ(ひとりで両方注文するのも…なんか寂し)。
ちいさな南極海のようだ…。
さて、再び見学コースに戻りましょう。
モダンアートのように見えますのは展示された『H-ⅡA』ロケット。
宇宙開発事業団(NASDA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、そして
13号機以降は三菱重工が製造開発から打ち上げなどを移管され担当しています。
液体酸素と液体水素のターボ・ポンプや種々のパイピングが芸術的ですね。
このロケットブースターが、人工衛星などの質量物を軌道まで打ち上げます。
LE-7Aエンジンの力強さが伝わってきませんか?。
(下部ノズルスカートの広がりが特徴的なロケット噴射部分でしょう。)
私はクルマにも搭載したい(笑)。
実際のロケット全長は53㍍ 直径が4㍍
その隣りの…トトロ…♪ロケット模型(1/100スケール)が並んでいます。
開発費は1532億円になります。
商業用2段式ロケットとして、遂に打ち上げコストを毎回100億円前後まで下げました。
大幅なコストダウンと信頼性の向上という相反する難題を克服したのですね。
(空力加熱から人工衛星を守る衛星フェアリング4S型は川崎重工が担当します。)
日本が誇る技術が轟音と共に宇宙へ行くなんて素晴らしい。
種子島の宇宙センター大崎射場吉信第1射点が近ければいいのですが。
フロリダのように大観衆が見学できますね。
1段目エンジンは LE-7A 2段目エンジンは LE-5B
そして両脇にある2基の固体ロケットブースター(SRB-A)が打ち上げ推力を補います。
宇宙ステーション補給機(HTV)こうのとり打ち上げは液体ロケット(LRB)を使用予定。
静止トランスファ軌道(GTO)から~静止軌道(GSO)の高度を目指して
リフトオフ! (すっかり打ち上げ気分)
日本も見習う、米国の世界最大規模の固体燃料ロケット製造メーカーは?
ATKランチ・システムズ・グループ社なのだそうです。
6階のドームシアター・ガイア入場のために並ぶ人々。
次の上映が始まりますね。
未来はすぐそこまで、2013年へと…つづく