2012年 激動の東シナ海周辺。
尖閣諸島問題を含め…緊張は続いています。
中国は圧倒的な軍事力の拡大に着手。 国際的なパワーバランス崩壊の懸念。
かつてない両国の対立と軋轢により…望まぬ衝突が頻発しました。
(残念ながら、日本人は現実の世界情勢に目覚める結果となりました。)
これは海上自衛隊の紹介に関するPR用のDVDなのですが、仕上がりよい映像作品です。
多くの若者が海自で勤める姿、その直向さ…青春群像ですね(美談ばかりじゃありません)。
防衛省…そして海上保安庁は、生命の危険度が増す現場での”静かな防衛線”を維持。
それでは早速、再生してみましょう。
現役自衛官のインタビューを交えて、弛まぬ訓練と豊富な経験で責任ある任務に取り組む姿。
日頃、ごく一部の報道や評価で…努力する若者を蔑む人間は多いですが。
いかなる職場とて同じ、誰しも変わらない苦労や辛さがあります。
他者を尊重し、理解するというのは簡単なことではありません。
聡明な貴女なら…お解かりですよね。
(彼 …凛々しいです。 守る男の姿)
昭和27年(1952)4月26日、海上保安庁の外局として海上警備隊が発足。
昭和29年(1954)7月 1日、防衛庁設置及び自衛隊法の施行により陸海空3自衛隊が誕生。
半世紀を経て隊員は42,000人を擁します。
143隻の艦艇と、300機の航空機を駆使して日本周辺海域を防衛しています。
(哨戒ヘリコプター SH-60K 主に護衛艦に搭載されています。)
艦艇基地は…横須賀、呉、佐世保、舞鶴、大湊の5港に展開。
八戸、下総、厚木、徳島、岩国、小月、鹿屋、那覇、硫黄島の9航空基地があります。
そして北海道の稚内基地から沖縄基地まで様々な分遣隊を配置。
江田島には幹部候補生学校などもあります。
(最新の護衛艦DDH 181 『ひゅうが』型の勇姿。 海洋国の日本には必要な船です。)
大艦巨砲時代の終焉。 20世紀は航空機を運ぶ米国の巨大空母の時代。
21世紀は高速でステルス性能のミサイル巡洋艦の時代。 艦艇小型化の波は広がる。
いまや物理的な運搬能力や統合CIC以外には大型艦艇も…ここまで。
ヘリやVTOL機には広い甲板も不要でしょうか?。
(広大な甲板、艦内部には複数のヘリや上陸艇ホバーなど格納と整備。)
あくまでも認識の違いですが、オスプレイのようなVTOL航空機が有効に運用されれば、
災害時に大量の被災者を高速で非難移動させたり、D-MATで見られる医療コンテナを搭載。
国民がヒステリー起こすどころか、配備されたら救援に役立つ画期的な乗り物なのですが。
中国や北朝鮮など人海戦術がメイン、地上部隊を増員すべく搬送するには絶対不可欠なメカ。
沖縄に配置させなければ、米海兵隊の出動と到達時間は遅れますから…中国側は有利に戦略。
つまり、中国が日本領土への軍事制圧にとって最大の邪魔な存在が米国のオスプレイ。
日本の民衆は、労せずして中国の利益と軍事行動を成功させる策を手助けをした訳です。
常に安穏と訓練だけで満足し、リアリティーに欠けた日本人らしい意識でしょう。
大災害も他国の侵攻も現実には避けられません。
東北でも…訓練はしていた人々なのですから。
万全な練習などは、今後もありません。
制御機能の性能アップに日本の技術力も加えれば安定した機体に進化します。
失速した工業大国の日本、こうした技術協力も必要ですね。
ネガティブな『軍事』を さらなる平和な未来に役立てる。
(戦争行為の有無に関わらず、生死をかけた現場で働ける専門家は不可欠です。)
やたら美味しそうな食事シーン。
しばらく~こんな食欲そそる迫力の揚げ物を見なかったなぁ。
潜水艦に比べると、『ひゅうが』の食堂は広々ですね。
食糧庫の充実ぶりも凄い弾薬(旨い食材)満載。
(厳しい任務の隊員さん達に、お腹いっぱい食べて欲しい。 女子自衛官もいっぱい働いてます。)
勇敢な!『海鷲』達よ。 対潜哨戒機 『P-3C』 オライオン…雲海を行く。
就役から30年もの永きに渡り、日本を…そして世界の海を護り活躍する翼です。
(雲海を泳ぐ鯨の群れ… いいえ海鷲です。)
秀麗な…富士山をバックにした編隊飛行が美しい。
ソマリア沖アデン湾などのテロ対策国際貢献でも優秀な成果を収めています。
(旋回する機体、センサーだらけ…まさに猛禽類かも)
『防衛軍』 構想?でしたっけ。 こういう世界情勢だからこそ『自衛隊』という姿勢は大切。
戦わずして勝つ…という孫子の兵法のように、世界の手本となるべく進化が求められます。
『日本の問題』 は、諸外国との軍事衝突よりも、隠蔽体質や国民同士の争いと犯罪ですよ。
日本が推し進めてきた数少ない論理 『専守防衛』 を卓越した次元にすべきです。
無策に舞い上がり、防衛軍と称する戦争集団に切り替え、政治家が米国の兵器購入で暴利を貪りたいのなら別ですが。
(原発開発なきあとの新たな巨大資金源ですか?)
戦争させない、抑止には質の高い防衛が必要です。 災害対策にも人的イノベーションが必要です。
そうした技術を造り出し管理する方向は民需も高める経済効果を生みます。
現在の日本列島は、人心が乱れて主権不在のエア? 『無人島状態』 です。
竹島や尖閣諸島が無人島なのでなく、国も社会も投げ出した民意というカタチは~もぬけの殻。
生きた『人』 の親であること、生命を護ることを教えられもしなかった人が親として不適格な人間になる。
ただ遊び~免罪符がわりに成績稼ぎの『勉強』しかさせない子供達では良き親になれない…。
数多の事件の根源は人間外・行動(犯罪容認での保身。 親殺し、子殺しを認める優しさは持てません)です。
教育の大切さと、救う医療の知識を身につけさせましょう。
貴女の日本を護るのは仕組みでも政党でもない、『人の心』 なのです。
シュバリエ(フランス語の騎士の意味)の強さと礼節を持たなければ。