ねえ…止まったままの 君の時計… ベッドの上で 見つめている… ♪
『 Crystal Kay 』 さんの 『 Time of Love 』 という曲をご存知?。
NHKのドラマ主題歌なのですが、CDリリースはなかったようです。
また聴きたくなるメロディーと歌詞。
もう一度… 君に逢えるなら… こんどこそ離れない… ♪
光エネルギーを化学エネルギーへと変換する反応。
二酸化炭素から炭水化物を合成したら酸素も供給してくれる化学工場のような森…。
光合成を行い、木に養分を蓄え続けた葉っぱも~秋には美しい自然の装い。
『チャールズ・バーネスさん』 という植物学者が提唱する 『光合成』 という言葉。
どんな苦しみも辛さも…吸収して愛情に変える 『恋』 のような反応?。
自然界の営みは悠久のサイクルを続けてくれています。
自然の錯覚?、時折~まったくの偶然で?複雑に重なった枝葉を写真に撮ると…
人の顔に見えたりする現象があります。
この現象は、オカルトではなくて…光線と陰影のなせる不思議。
だまし絵のように、客観的な見方の違いなんですが、先入観や印象の持ち方ひとつ。
そんな心が反映する…面白いですね。
樹木の素晴らしさを感じる、和紙など木と紙の文化を営んできた国…日本を知ります。
江戸時代、アジアでも最大級の人口密集都市だった江戸の町(関東平野)。
大江戸は…世界有数の自然エネルギーを生かした都市でもありました。
日常で禽獣の肉食が禁じられた日本は、ベジタリアンの町を形成していたのです。
野菜食が中心ということは、太陽エネルギーを有効に使った生活だったということですね。
野菜の栽培には光と水が必要。
江戸の町民は農民から農作物を得る、そのかわり~生活から出た肥料となる有機物などを交換する。
建物は植物(樹木)から造られ、海草・魚など~豊富な海洋資源も太陽の恵み。
そのサイクルは…見事に効率の良い光合成を生かした文明だったといいます。
皆さん、お料理上手の方がたくさんおられるのですが。
貴女のキッチンにある~まな板は?木製ですか、それとも新素材でしょうか?。
昔から~まな板に適したものは、関東や山陽地方は”朴の木”、東北や山陰では”柳”が好まれ
九州地方は”銀杏の木”が喜ばれたといいます。
まな板といえば銀杏だという九州。 サイズは尺の二尺だと(比率が 1×2尺)いいます。
いまでは高価になった銀杏のまな板。 里の環境よりも厳しい山奥で育った原木が尊ばれます。
広葉樹の銀杏、白く綺麗な木肌や香りが弱い材が良い。 樹齢も100年ほどの木がよいとか。
堅すぎても~柔らかすぎもいけない。 どこか…人間的な選択だと思いませんか?。
水気も多く、弾力があるので包丁との相性は抜群です。
消毒には塩で拭く、水かぬるま湯で十分に洗う。 天然の抗菌作用もいいですね。
水洗いしたら、木目の筋に合わせて~立てて水切りするだけ(横向きはダメですよ)。
プラスチックのまな板でも、世話を怠れば食中毒はおこります。
お道具は丁寧に清潔に手入れをする…基本的なことは心遣い、昔から変わりません。
また、檜(ヒノキ)もいいですね。 京都あたりなら、材に使う…”ねこ柳”でしょうか。
ねこ柳も…まな板に出来るくらいの木は希少価値の貴重品。
天然木の素材を生かす工芸品や道具の良さは木の温もりそのもの。
確かに料理の ”通” 好みのマテリアルになりつつありますね。
包丁の刃先も~まな板と対話しています。
日々、使うほど少しずつ…ミクロの単位で削れていく?まな板。
プラスチックなら…その微細な欠片は次第に体内へ蓄積しているのでしょうか?。
銀杏 といえば都内の並木が綺麗な時期。(実のついかないのは雄株)
原始的で、針葉樹にも広葉樹にも属さない?銀杏。
アジアの日本では普通に見かけますが、昔の欧米ではイチョウの木は珍しかったそうですよ。
その発祥は推定時期が2億5000万年も前のペルム期(古生代)になります。
生薬として”銀杏”の薬効は有名で、細胞の活性や末梢血管の再生だって期待できます。
”柳の木”にある成分の”アセチルサリチル酸”のように血液をサラサラ~に、心筋梗塞や糖尿病
喘息を治めたり、血液の循環が改善されるとか? 一説によると痴呆症の改善も望めるとか?。
脳の機能改善の効果が見られるので、葉の成分は臨床試験も続いているそうです。
わが国では長らく薬事法で認められないから、健康食品~程度にしか認識されてませんね。
※アレルギーも含め、間違った服用や食べすぎも危険ですから注意しましょう。
植物の可能性は凄いですね、
ほら?密林の奥地には~いまだ解明されていない病気の治療薬になるかもしれない未知の
植物が発見されるかもしれないというでしょう。
お庭では厄介者扱いの 『ゼニゴケ』 にも高血圧や血栓を緩和する物質が豊富に含まれます。
医療品”プロスタグランジン”の原料は脂肪酸の『エイコサペンタエン酸(EPA)』を含む植物。
しかも二酸化炭素の吸収率も高くて、環境には理想的な性質をしていたそうです。
今回は文字まで紅葉させていただきましたが(笑)
多くの~まな板は価格の安い輸入木材です。 泥柳などと呼ばれる品(コットン・ウッド)。
北欧、ロシアやカナダからの輸入もあれば、アラスカの檜などもあるそうです。
やはり吟味された国内産の木が一番。 なにより…香りが違うそうですよ。
クルマにも味わい深い…ウッドの 『ステアリング』 や 『シフトノブ』 がありますね。
いまでも モーガンのようなクラシックなクルマは、フレームまで木製でしょ?。
ほんとうに自然の恩恵を感じます。 大切に使いたいですね。
オフコースの 『秋の気配』 もいい曲です。