休館中の「船の科学館」では、以前はお土産品の売店になっていました。
現在は、仮設のミニ展示コーナーとなっています。
もちろん無料で拝観できますよ!。
初代「宗谷」 の乗組員が使用していた貴重な品々です。
いまも鐘を鳴らす音は…失われていない。
本館に飾られていた資料などと精密模型の一部は展示されています。
たくさんの展示品と一緒に飾られていた時は気づかないことも、模型ばかりなら~また違った趣が感じられますよ。
さあ~みなさん ピグサイズで模型世界にダイブしましょう。
これは珍しい核燃料(ウラニウム)の輸送船 「あかつきまる」
1992年11月から翌年の1月にかけて、フランス~日本間のプルトニウム海上輸送が実施されました。
(日米原子力協力協定の締結後、最初のものでした。)
こうして輸送されたプルトニウムは我が国の原子力発電所で発生した使用済燃料をフランスに委託再処理されたようですが?。
豪華客船 「飛鳥」 も緻密に再現されています。
模型を作った人の苦労と楽しみの結晶。
きっと模型好きな方には喜ばれますね。
帆船 「日本丸」
マストの高さと…純白のセイルが風を孕み海原を往く。
横浜では実物を見れますが、「海王丸」なら富山湾に記念パークがあり停泊しています。
(ボトルシップ・など作れる人を尊敬しちゃいます!)
深海潜水艇を支援する母船 「なつしま」
JAMSTEC 「海洋研究開発機構」が所有する海洋調査船。
1981年に就航した船です。
現在は、遠隔操作無人探査機 「ハイパードルフィン」 用の支援母船。
全長 67m 全幅 13m 最大速度 12マイル(22㎞/h)
定員 55名 動力に、 ディーゼル機関 2基を搭載します。
深海潜水艇「しんかい2000」 が母船の後部デッキにて固定?。
私は、深海潜水艇が好きなので、映画の日本沈没などで活躍していた姿に感激しました。
(実際にも~”わだつみ”という名前の潜水艇を建造してほしいです。)
探査船 「ちきゅう」 とのコラボレーションも見てみたいですね。
日本のような国は軍艦よりも、こうした研究用観測船でいっぱいなら理想的。
暗躍する 「北朝鮮工作船」
日本海で発生した、領海侵犯事案の際に拿捕されました。
工作員がスパイ活動すべく漁船に偽装している高速艇だったのですが。
40ノット以上の速度だなんて~軽く70キロを超えてます。
後方の格納スペースが特徴(危)
模型で再現されると詳しく解りますね。
旧ソビエトも、軍事偵察活動をする スパイ・トロール船が漁船に偽装して紛れていました。
海上保安庁の巡視船 「やしま」
ヘリコプターデッキや格納庫まで精密すぎて驚きです。
なかなか実物は?この角度では自由に見れませんから、参考になる模型です。
御存知 イージス艦「こんごう」
海上自衛隊のイージス艦も充実してきました。
”CIWS” まで正確に再現されています。
特徴的な ”SPY 1-D レーダー”も 地上施設にまで広がりましたね(ガメラ・レーダー?)。
舞鶴にある自衛隊の港湾施設や横須賀で護衛艦を見学したいです。
CIC(戦闘指揮所)から、発令される射撃の指示。
「撃ちぃ~方 始め~!!!」
軍事という高度で過酷な任務で培われたスキルが生かされ…
どうか、国民の生命と財産を守る専守防衛の使命がまっとうされますように。
他にも 海と船に関する資料がいっぱい。
お父さんも~子供と一緒に見学楽しいですよ。