カジキマグロを配している素敵なゲート!。
あの船は…もしや?
前回 「宗谷」を紹介しましたが、 ここには忘れてはならない船舶の姿が…。
我が国の沿岸警備における…影の主役?
そうです停泊する 『 白竜丸 』 の雄姿をご覧ください。
「白竜丸」 の概要。
全長 78,10㍍ 全幅 12,40㍍
総排水量 1,229㌧ (国際総㌧数 1690㌧)
搭載人員 35名
航行区域 第三種 (国際航海)
竣工年 63年 5月26日. 三菱重工業にて建造されました。
水産庁に属する”漁業取り締まり船”ということで、
お仕事は日本の周辺水域における違法操業や漁具の設置を行う外国漁船に指導や取り締まりを行います。
採用された船型は、長船首楼型。
優れた耐航性を備えながら、低い位置の船尾甲板で実際の指導取締りにも貢献。
広いグラスエリアで視界も良好。
高い機動性を最大の武器に、取り締まり機能集約型船橋で公務を遂行。
さらに低重心化のため、上部の構造物は軽合金で造られています。
大きさからは想像も出来ない旋回性を誇ります。
この船は、全く武装していません。
普段、クローズアップされるのは海上保安庁や海上自衛隊の活動です。
しかし…大海原を舞台に戦う男達には「水産庁」も忘れてはなりません。
例えば違法操業漁船を取り締まる海上保安庁の巡視船。
その行動は水産庁の活動に対する協力ということになります。
日本で暮らす漁業者の安全を守るため、侵犯した周辺国の違法船舶に
直接乗り込む摘発も避けられません。
こうしている間も人知れず…日夜その戦いは続いています。
昭和40年に建造された旧「白竜丸」は、南北太平洋~日本沿岸海域で活躍。
進水してから23年にも渡り任務を果たし、老朽化のために2代目が誕生!。
その取り締まり海域は、沿岸沖合いから遠洋海域に拡大しました。
荒天航行を可能に、耐航性と復元性の向上、凌波性も著しく進歩されて
国際漁業に従事している船舶への指導取締りに性能アップしました。
遂に生まれ変わった「白竜丸」なのでした。
白く輝く~正義の船体が美しいでしょう。
海岸に植えられた…椰子の木の向こうに見える桟橋と…「白竜丸」。
まるで南洋の港のような風景ですね。
船の科学館にあるプールサイドの旧い形式の灯台。
味わいがある風景でしょう。
(…バックはメリディアン・ホテルですね…困?。)
船の科学館、まだまだ楽しい!