アケビの蔓を巻き付かせた棚には

たくさんの大きな実が…そこらじゅうに。

ザクロ?とも違う割れ方も~なんだか(*^^*)ユーモラスでしょ?





アケビは厚い皮に包まれています。


開いたばかりは~こんな感じ(まだ完熟ではありません)鳥に実を食べさせて

各地に運ばれて繁殖していくのです。


五月頃に赤紫色の小さな花が咲きます。

アケビコノハ…という蛾の幼虫が葉っぱを好物にしています。


成虫は梨や葡萄の実から汁を吸うので、栽培農家は困っているそうです。

(おしりかじり虫?ではないですよ)








別の実をアップにしたもの


弾けた直後の中身は繊維を引いてますね。


白くて柔らかな実の部分に黒くて艶のある丸い種が~いっぱい詰まっています。

(より分けるのがスイカよりたいへん)



アケビの蔓となる茎からは、木通(もくつう)という漢方の生薬を精製できるといいます。

利尿作用や抗炎症作用などがあります。


・・・利尿作用は、柿の実にもありますね。

デトックス向けかも?。


~痩せられるかも。









アケビの蔓は、山では役立ちます。


丈夫ですから、籠を編んだり~ロープ代わりにも!。



表皮は弾けても~」完熟ではないらしく

閉じたまま熟させる方法があるそうです。


自宅庭では鑑賞用メインですが、食べるてみると~ほんのり天然の甘さが…。



それなりの~糖分や滋養があるんですよ。







分厚い皮も料理すれば食べられるそうですが試してません。


山形県などでは山菜料理になっていて工夫すると色々な美味しさを引き出せます。

(ひき肉やキノコを詰めた家庭料理があるそうです。)


中身は種ばかりで(笑)甘い実の部分は少ないです。


こうした山の幸…

昔は…信長や秀吉などの武将だって食べた味かもしれません。


源義経や弁慶も好物だったかも?。

猿飛佐助や霧隠才蔵なら~絶対食べていますよね。

この上品な風味かぁ~ジーン(T-T)感動っ。




秋の山野を歩けば~出会う楽しい果物。


アケビのお話しでした。