FJ-20Eは、日産からの久々~4気筒ツインカム誕生でした。


搭載されたのはスカイライン(ニューマン・スカイラインと呼ばれた)です。


このタイプからノーズの長さも統一され、TI~GTのボディ差はなくなりました。


(桜井さんデザインの伝統、サイドのサーフラインは惜しくも廃止)



それから深化したFJ-20ETはターボ武装で190psまで向上。


遂には205psに達する、インタークーラー付きモデルに昇華しました。



その頃は、国内パワー競争を刺激しかねないと危惧され、自主的にパワーは据え置きに。



目指すものがある限り、人間は衰えも腐りもしません!。




精神の深層イメージ(頭脳)を肉体進化の方向性に影響させられる人間本来の能力です。









あの広大な北米大陸を開拓してきたアメリカ人は、果てしない大陸狭しと暴れまくり建国の?覇者になりました(王道というより力づくの覇道ですね)。



本国から遠く離れた広い大陸で、まったく誰も知らないような新しいアイディア競技やレジャーを生み出したアメリカ人の知恵に破格の”遊び心”を感じませんか!。 



「新大陸」で、秩序も法律もルール自体を自分の意志で決める気概の固まりです。




一般に普通の自動車会社は、クルマを販売するために行う実験・開発・宣伝などが理由で競技にも参戦するカタチが多いのです。



トヨタがF1に参戦も欧州市場での信用獲得に結び付ける販売戦略です。



欧州では、フォーミュラ1は絶大な人気を誇るレースです。


そこに参戦する~知名度は、保守的な国々にアピールするチャンス。





オベ・アンダーソン率いるTTE(チーム・トヨタ・ヨーロッパ)も元来はWRCラリーに勝利すべく設置されたもの。



しかし欧州販売強化の方針転換で、知名度の高いF1を席巻すべく進出。



明け渡されてしまったラリー開発基地TTE。




そういう意味では、トヨタなどと思想が異なる存在が別格の「ロータス」。


彼等は紛れもなく誇り高く純粋なレース界の虜。



かつて失墜したロータスチームは、ミカ・ハッキネンの実力発揮で!


マクラーレンにも肉迫した時代がありました。


潤沢な資金と組織力でF1猛勝のマクラーレンに、人間力で挑むロータス。




私達がモータースポーツの虜となる~もうひとつの魅力です。



黄金のアイデアと風の回廊は、資金の差では得られません。









世界規格?商売が主題のトヨタには、そうしたロマンや情熱的な部分が足りな
くなりました。


レース馬鹿はマイナスですか?、いえいえ自動車文化を支えてきたのは熱い情熱ですから。



ただ~移動するためだけに高額なレク○スを買う人は少ないでしょう。



やっぱり~秋はマロン?  いいえロマンでしょう。




トヨタが欧米で投資したように、全米でイニシアチブを発揮していくなら、アメリカの草レースにも社長が・・お忍び参加してくださるとか、そんなエピソードなら良かったのに。



本田宗一郎の戦後ヒット作「バタバタ」が、電気バイクで再販されるくらいですから。




ハリウッド・セレブも選んでくれるエコカーHVとか、高品位なレクサスの展開だけでは不十分。ノブリス・オブリージュも優等生な態度だけではダメなんです。



日本車の世界的な失速を狙い、各社のHVもリリースしてきました。



性能はともかく、アウディやBMWのネームバリューでハイブリッド?もあるというのは魅力ですから。




アニメ劇画のヒーローを見習ってください!!。



エンジンは冷却、乗り手のハートは灼熱に変える~



必ず売れる大リーグ・カー1号。  エンジン音が消える大リーグ・カー2号?。


世界ヒットはしたものの、(工場)肩を壊され~編み出した蜃気楼・カーなど?。



中国の惨状くらいは、「大リーグカー養成ギプス」と思いましょう。


(そういえば~ギプスはオランダ語、クルマも水硬性樹脂やグラスファイバーで簡単に作れたらな~)




日本のクルマが蜃気楼のように消えませんように。






こんな時に・・本田宗一郎さんがいてくれたら。「ネクタイ絞めて乗りたいクルマと、ネクタイ緩めて乗りたいクルマの差」 を教えてくれたはず。



多国籍の民族が血を流すことを怖れず手に入れた自由な気風こそ、アメリカ建国の意識です。


決して分からず屋の国でもないでしょう。



相手を儲けさせ得をさせなければ~良好な関係は難しい。



ジャンクフードでも腹は満たせるけれど、やはり料理は愛情細やかでなくては。





ネクタイ緩めたら、シートベルトは絞める!。


アメリカ社会では、クルマは生活の一部ですから失望させないで下さい。



正直な話し豊田社長も、オバマ演説と比較されてる・・・と思って答弁するくらいの気概がなくては(戦後の日米政策に奔走した、オイリーボーイ?白州次郎を見習ってほしい)。



良いクルマを供給するということは、暮らしのパートナーも同然。夫の浮気に裏切られた妻の気持ちを考えてみましょう??。



この際、アメリカ軍にはハマーに換えて?品質~燃費共に申し分ない軍用メガクルーザーを供給させてくださいくらいの提案をしなくては。


戦争行為は容認しがたいが、心から兵員の帰還率を上げたい旨の説明を熱弁してください!!。



効率を追求しながら、こんな損失や赤字を出すくらいなら、アメリカの全レースを制覇して、若手アメリカ人レーサーを育てたほうが良かったのかもしれません。



アメリカ人は、モータースポーツが大好き。







懐かしい邦画の「私をスキーに連れてって」の劇中でセリカやトヨタ車が大活躍してます(NHK~BSでやってましたね)。


なんだか凄く新鮮な感激!~とりあえず。    



マシオカさん~の姿が(ヤッタ~)、アメリカ人の考える日本人像。


イチローの活躍と存在は?宇宙人でしょうから。


隙の無いアジアの守銭奴と誤解されるよりも、どこか憎めない~日本人像がアメリカ国民の心を支えてあげられる日が来ることを願っています。



欧州や日本の自動車産業が急速に発達してこれたのは、北米市場という巨大な胃袋の訴求を満たすことができたから。



いままた、アメリカ市場を再度開拓する時が訪れました。



技術は素晴らしい日本です。真の名車はクルマ会社が造るだけではありません、クルマを愛してくださる人々が選んでくださるのです。頑張ってください!。



いつまでもチャレンジャースピリッツで突き進みましょう。