海外の航空機にも専門誌がありまして(当然かな)親近感。


これはフランスの 「AIR FAN」 誌です(1990年代)。




渡仏した際に購入したのですが、保管してあります。




メンテナンス中の『グラマン A-6 イントルーダー』 が表紙を飾る!。








英・独・伊が共同開発した、旧ソビエトなどの脅威から国土防衛する機体。



名機 パナヴィア  トーネード・シリーズ。


『トーネード IDS』は、当時の欧州でマルチロールファイターの本命。



スラストリバーサ(逆噴射装置)まで備えて”STOL”性を高めた拘り。


F14のように可変翼を備えた機体は汎用性の高さで知られます。


各国でアップデートされながら熟成されていきました。





写真の中央は、ロッキードC-130ハーキュリーズ戦術輸送機。


これも世界各国の空を翔るベストセラー。


”JATO”という短距離離陸用のロケットを備えたC-130Dもあります。


多目的に活躍する戦場と平和の架け橋かもしれませんね。





英国仕立ての 『トーネードADV』 (Air Difence Variant)は防空機。


この”F3”は改修を重ねた息の長い最終型とも呼べる。


2011年 3月22日、英国空軍に於いては最後のトーネードF3運用部隊の


第111飛行中隊が解散したことで、英国の全機が退役しました。




欧州の空の守りは、蜃気楼”ミラージュ”から”ユーロファイター2000”へ







ロッキード F117 ナイトホーク(世界初のステルス機)


特異な機体形状から、現代でもステルスのイメージ代表といえます。


センセーショナルに登場した空の忍者、近代電子戦の切り札でした。


”F22”など新型機の誕生により、2008年 4月22日に全機が退役。






さて、この雑誌のお気に入りは『日本の航空自衛隊特集号』だということ。


この逆?は山ほどありますが、なんだかタイトル新鮮じゃないですか。


LA FORCE  AERIENNE  JAPONAISE  D’AUTO  DEFENSE.





お馴染み JASDFの働き者『CH‐46 シーナイト』輸送ヘリコプター。


初夏の南仏やパリの凱旋門で、日本への郷愁を感じさせる日の丸でした。







日本の空を守る剣 『F86 セイバー』 超珍しいカラーリング?。


私~的には”86”と言われるとセイバーですね。





『C‐1 輸送機』の迷彩色。 入間基地で発着シーンが見やすいですよ。


埼玉県の入間基地といえば、秋に航空祭。


それに日本最大の円墳があるなど、古代史の遺跡が周辺に多くあります。







いまでは退役した 『MU-2』は、三菱重工の傑作機。


自衛隊の救難部隊は『U125-A』が後継機を務めています。


災害などあれば、U125が先行して現場を視認し、UH60ヘリが到着。 



UH60もオレンジ・カラーでしたが、現在は航空迷彩色に塗られています。

(ロクマル)

懐かしいですね。






T-2、 T-1、 F4、 F15イーグルなど主力戦闘機の変遷を載せています。


性能スペックは?ともかく、昔のほうが速そうな鋭いデザイン!。


最近のクルマも~そんなとこ似てませんか。






掲載イラストは、大戦中の『コルセア戦闘機F4U~F6F』など派生型。


ちなみに”コルセア”とは海賊の意味ですよ。







こちらはレアなモノクロ写真 『コルセア SS11』 爆撃装備。






航空母艦 CV-59 フォレスタル甲板のイントルーダー(表紙拡大)


フォレスタルは、1993年 9月11日退役しました。


空母も航空機にとって洋上の移動基地とも呼べる、米艦隊など世界規模で

展開する軍隊のトレードマーク。


空中給油を受け、艦上カタパルト発進する機体の姿も迫力だ。







澄んだ青空のような心で暮らせるようにするため・・・矛盾を超えていけ



鋼鉄(ハガネ)の翼は挫けず飛び続ける。