ちょっと寄り道して…

女性に出来やすい胆石のお話し(なんと男性の1,6倍も)。


多いんですよ、コレステロールの代謝の悪くなる人(肥満だけではありません)


処方箋で、お医者様が「ウルソ」を服用させるというのは…。


…胆石症。ALP値に異常がでたとか(肝臓や骨などに異常があると値が上昇するので解ります。胆汁うっ滞から、血液中に流れ出して…)胆汁の流れが悪いとき…長く放置すると胆石症になっちゃいます。


ALP→(アルカリホスファターゼ)
肝臓、腎臓、骨芽細胞、胎盤、小腸などいたるところに存在します。


この値が大きいということは、いずれかの患部が壊死などしていて細胞が再生の真っ最中だということです(病気)。


(胆管が細菌などにより炎症をおこしている場合など…)




もちろんGOTやGPTの値も必要です。

 

ALPは臓器や骨にも含まれていて、特定しにくいので。

血液検査などのスクリーニング(ふるい分け)で調べます。

GOTなら肝細胞に多く含まれ、GPTは心筋に存在しますから、普段は心筋梗塞の目安にもなります。


成長期の子供さんも、骨に関してALP値も高いんですが。


エコー検査なら正診率も高いですよ。
(”胆石”…カルシウムが混ざった石ですとCTには映りにくいんですよね)

最新型の超高速マルチスライスCTでも同じこと…なにごとも得意分野があります。


 


ウルソ(利胆剤)は肝機能を正常にする働きもあります。(コレステロール系の胆石を溶かしてくれる錠剤で、この副作用は軟便、吐き気があったり胸やけに食欲不振くらいかな)。


手術で摘出するより、ある程度の症状のうちなら内科的な治療により薬で溶かして回復してもらえます。


…胆管どころか、知らずに胆嚢に形成された”石”が?随分~大きくて驚かされるなんてことがないように、バランスの良い暮らしをいたしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 


さすが~スマホや携帯機器の時代!

こんな小さなエコー診断装置があるんですよ。

凄い性能なんでしょうね。




画像は鮮明ですが、とにかく小さい。

あくまでもエコー(装置は大きいので)の簡易版ですが…これからの機械ですね(利便性には課題もあるし)。

私は見たことも手にとったこと~ありません(珍)。



胆石くらい~なんて放置は危険。

とても希な病気である、原発性胆汁性肝硬変なんて怖いことにもなりかねません。


クルマも~体内の巡りの悪さも問題ですからね(まるで添加剤?)

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ちなみに余談ですが、

GOTとGPTは~名称が変わりつつあり

●GOTは、AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)


●GPTは、ALT(アラニン・アミノトランスフェラーゼ)

となっていきます。


この値で解るのは、いま壊れている肝細胞の状態。


GOT(AST)値が
33~100IU/l(読みにくい文字だな → アイ、ユー/、ですから)

ならば…患者さんは、

(慢性肝炎、アルコール性肝障害、肝硬変、心筋梗塞)などという範囲ですから。




まずは早期発見~早期治療で気分壮快といきましょう。

ウルソデ・オキシコール酸剤に頼らずに済むように私も注意します(健康は宝)。