スペース・シャトルは、30年間に渡り任務を果たして退役しました。
実は、その特殊耐熱タイルには、日本の陶芸の知恵が生かされています。
シャトルの後継者達?としては今年の5月に、民間の「ドラゴン宇宙船」が、
ISS(国際宇宙ステーション)と無事ドッキングを成功させました。
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そして新たな時代は、民営化する宇宙開発!。
「ヴァージン・ギャラクティック社」 が提案する次世代のスペース・プレーン。
お一人様、20万ドル(1560万円)で未知の宇宙の旅へ。
出発後、46分で大気圏外へ到達する飛翔力を備えています。
同社の?宇宙旅行販売部によりますと
小型で流麗な、旅客シャトルが~貴女を星の世界に誘います。
大幅なコストダウンを掲げる、民間各社の取り組みが急浮上!。
双胴の輸送機の中央に、シャトル試作機が吊るされて飛行テスト。
ある意味、国家間の威信を賭けた~宇宙開発は衰退を始めています。
長大な距離を飛行する、深遠な惑星探査は継続しています。
しかし、科学の発展と、宇宙?という投資対象への関心は薄れがち。
バイキングが伸ばした手は?偉大な発見と希望を掴めたでしょうか?。
さらなるテーゼを追求して、宇宙への黄金の時代を取り戻しましょう。
民間の宇宙開発ベンチャー企業「スペースX社」のイーロン・マスク氏CEO。
40歳の代表は、ドラゴン宇宙船の打ち上げコストと競争力に強い自信。
シャトルは、打ち上げに 4億5000万ドル(351億円)。
同じく、ドラゴンは 5400万ドル(42億円)。 その差は歴然です。
宇宙にも~格安コンビニエンス時代か?。
★自由競争と多国籍化の現状。
日本の「宇宙航空研究開発機構」(JAXA)
ロシアの「ロスコスモス」、極東アムール州でボストーチヌイ宇宙基地建設中。
インド「宇宙開発研究機関」(ISRO)は、インド宇宙省の管轄。
ヨーロッパ19ヶ国参加の「欧州宇宙機関」(ESA)→ 名物アリアンロケット。
中国は「中国国家航天」(CNSA)→ 超漢字趣味な名前がシュール?。
米国は「アメリカ航空宇宙局」(NASA)→ 成せばなる~NASAねばならぬ!。
民間ベンチャー企業「インター・オービタル・システムズ」のランダ・ミロンCEO。
さらなる低コスト化に、数本の小型ロケットを束ねたブースターを開発。
(およそ40年前にドイツで発案された方式が復活しました。)
10S-CM-1 は、6人乗りに設計された宇宙カプセル。
費用を500万ドル(4億円)にしようとは?。
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さあ、少し時代を遡り、大空に冒険と夢を求めていた頃へ。
「チャールズ・リンドバーグ」さんが成した偉業といえば大西洋無着陸横断。
セントルイスの実業家達の期待と~資金援助を受けて、機体を製作開始。
1927年5月20日AM7:52~ニューヨーク、ルーズベルト飛行場を発ち。
翌 21日AM8:21、花の都パリの ルーブルジェ飛行場到着。
当時、多くの飛行家が挑戦し、誰も叶えられなかった記録を更新。
5809km区間を、33時間30分で飛行しました。
『翼よ、あれがパリの灯だ』
愛機 ライアンNYP-1 スピリット・オブ・セントルイス号の白銀の機体。
223馬力に全てを託し、燃料は1100リットル。
無線もパラシュートも積まず、ニューヨークからパリを目指した冒険。
彼も、「サン・テグジュペリ」と同じ、郵便飛行士だったと聞いています。
来たれ、真のアビエーター達!!
そんな熱い航空家が活躍した懐かしい空は、いつしか音速の怪鳥の世界。
風を~捕まえていた時代から、大気の壁を破砕するソニックブーム。
いつしか成層圏までも制覇していく人類。
より高く! より速く! 超えていきたい!
かつて映画「2001年宇宙の旅」で、パンナム社のシャトルが描かれました。
スペースプレーンが実用化され、多くの人々が至高体験?する時代。
進化した意識が、巨悪を打ち倒し、世界から紛争も差別も消え去り
人類の英知が取り戻されています。
蒼い地球と宇宙の畔で、夢はチカラとなります。
我々には可能性(ポシビリティー)の翼がある。
※偉大なる船長の一歩、最後のアポロ17号が1972年12月7日に
月面着陸してから久しく地球からは誰も月に参りません?。