撮影用サンプル(ケース入り)
「H・UPMANN」という銘柄の葉巻をご存知ですか。
ハバナ産を原材料に巻いた中南米キューバ製の葉巻です。
かつてアメリカ大統領ケネディが愛好者で、キューバ危機の際には自分用にと買い占めた…なんて逸話が残っています。
第3次世界大戦が勃発かと戦慄が走った時代。ケネディ大統領は地下シェルターの奥で吸う~つもりも国に没収されました。
中南米といえば、ブードゥー教の呪術師マクンバ。
映画パイレーツオブカリビアンで主人公の元カノ?がマクンバだったという設定ですね。
中南米キューバは葉巻でも知られ、チェ・ゲバラの若き日を描いた映画も上映されたとか?。
そのキューバで、カストロ議長が愛好した葉巻が「Cohiba」コイーバです。
キューバ革命の直後、側近の勧めでエドゥアルド・リベラ氏が製作した葉巻が手渡され、以来カストロ議長のお気に入り。自分専用に巻かせました。
カストロ議長の肝いりの葉巻ですから、またたく間に外交用に作られ…民間にも発売されました(引退後も・・・長生きですね)。
コイーバ以外には、ボリバールと呼ばれる葉巻が有名です。
やはり19世紀の革命家シモン・ボリバールの名を冠します。
味わいが強いらしい?ですね。
(現在のキューバ産葉巻は北米市場などを席巻すべくマイルド傾向に味付け?されているそうで)
キューバという国は革命の影に葉巻あり!。そんな気風が感じられます。
マクンバは原始製法のタバコでトランス状態に陥り刺激的なインスピレーションを得ます。
革命家は仕事(革命?)の一服という訳でしょうか。似合います!
映画トップガンでは…空母の艦長が太い葉巻を咥えて命令を伝えるシーンがありますね。
F1のスポンサーロゴからタバコメーカーが消えたのは?いつ頃というくらい消極的になりました。
だけど…民衆は本当にタバコの害を理解していますか?。
タバコを全く吸わない私達の周囲は喫煙者だらけ、あまり気にもしてないものの社会は禁煙中。
受動喫煙の危険性を訴える人の多くは喫煙経験者だったりします。
COPDの危険性など呼吸器には脆弱な世代は尚更~理解しなくてはならないでしょう。
タバコは悪?とは言えません。
ただユニークな文化の痕跡として消えていくのでしょうか。
タバコの王様みたいな外観の葉巻は、映画タイタニックの中で上流階級のシガータイムに表すような社交のアイテムみたいなもの。退廃的なイメージの演出にも。
映画こそタバコを男の小道具として定着させた原動力ですね。
ナチスドイツのプロパガンダと大差ありません。
世界でも禁煙運動の狼煙(笑)をあげてますが。貴重な趣味として愛煙家も尊重したいですが…。
タバコを吸う人間は習慣化した病からも逃げられません。
リスクを楽しむくらいでなければ内と外から(精神も肉体も)身体を壊します。
しかも気分転換のために吸うタバコでストレス地獄はマズイでしょ。
昭和の頃から被曝国の日本人が、国家政策と称して全国に原発横丁を作り上げてきたことも異常ですが、資源なき列島の実態は変わりません。
このままでは資源どころか人材まで育たない国に堕ちます。
その根底は、タバコを吸う高リスク発現を無頓着に~吸い殻のように投げやった人間達ではないでしょうか?。
誰も警鐘を鳴らさない~鳴らさせない。
そうすれば利益とすら思う人間達。
犯罪養護で保身にまわる国は…。
いまは気付かないだけで、将来はもっと恐ろしい公害が発現してない保証はありませんから。
ひたすら軽薄に他人の尻馬に乗った行動が美徳とされる市民感情により喫煙を始めた日本人は多いでしょう。
子供時代からの卒業?でしたか。
一慮だにしない民族なのでしょうか。
健康被害が叫ばれて~ようやく慌てているようでは情けない。
こんなことは…氷山の一角、日本人の問題は…いつも心の中。
いつも意志の弱さによる過ちの連鎖ですね
次は何をやめますか?
生きることですか?