先日…北関東エリアで金環食を観測して以来、世の中は日食だの天体ショーだのと関心が高い。
と…いうか、かなりの人口が観測に使う機材やフィルターグラス購入に経費を投じたから…という心理がありそうだけれど?。
元を取りたいとか~またはテレビ~マスコミが新人社員の取材練習がわりに遊ばせたいのだろう。
思い返すに…きょうのような太陽面の惑星通過ごときに大騒ぎなんて記憶はない。
あくまでも前回の続き…。(月食もあったが、観測は楽)
日本人が天体現象に過度の興味を示すかは疑問だ。
ハレー彗星が近接した頃の民衆の騒ぎが風刺画に残されているが、あんな感じかな。
もっとも金環食も…良い現象、素敵な思い出として肯定されていればこそ。
(大昔なら魔物の祟りか~神の怒りでしょうか?)
エドモンド・ハレーが彗星の周期計算に使った知識は、同時代の天才アイザック・ニュートンの手解きだともいわれている。
ハレーの彗星が後世で、珍奇な民衆パニックをひき起こしていることには確かだから。
まあ、とにかく日本人が天体に興味を抱いてくれたのは嬉しく思う。
これから…かなり宇宙のお世話?になるからだ。
これから~次回の部分日食は2016年3月9日とか、2030年6月1日の北海道で観測可能な金環食までのお楽しみ。
天体カレンダーのタイムテーブルで語られる以外の現象は多々あるが…それは別の章にて。
ビーナスと呼称される神話の星。
灼熱の環境とは裏腹に美しい惑星。
太陽神にすら影を落とす…なんてできすぎた話しですね。
